失敗の経緯
先日、お客様が割れたiPhone 11を抱えて来店されました。自分で直そうとして、ネットで買った部品で交換を試みたそうです。
「画面は割れたまま動くので、安く修理できると思ったんです」とのこと。確かに部品代は数千円。しかし純正品かどうか疑わしい液晶ユニットでした。さらに手持ちの工具はドライバー1本だけ。スマホ修理には精密なプラスドライバーや吸盤、オープニングツールなどが必要です。お客様はホームセンターの工具で強引にこじ開けたらしく、フレームに傷が入っていました。静電気対策もせず、内部のケーブルを断線させた可能性も。結局、新たな故障を増やしてしまったのです。

被害状況
持ち込まれた端末は、画面中央から放射状にひび割れ、タッチ反応も不安定。加えて、内部のディスプレイコネクタが破損していました。
本来なら液晶ユニットのみ交換で済んだものが、基板側の破損で追加修理が必要な状態。お客様の感想では「余計に悪くなった」とのこと。まさに失敗の典型例です。当店では月に2〜3件、こうしたDIY失敗後の修理依頼があります。
修理での回復
診断の結果、基板のコネクタ部分を修理し、新品の液晶アセンブリに交換。純正同等の品質の部品を使用し、温度管理された環境で作業。約1時間で画面が再び輝きました。
「本当に直るんだ…」とお客様。プロの手にかかれば、多くのケースでデータは保持したまま復旧可能です。ただし今回のように内部破損が大きいと、追加費用が発生することもあります。事前の見積りが重要です。
当店では分解前の無料診断を実施。その後のキャンセルも可能です(部品発注後は手数料が発生する場合があります)。また、交換部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)を付けています。詳しくはiPhoneのバッテリー交換についてもご参照ください。
今後への教訓
この事例から、DIYを避けるべき3つのポイントをお伝えします。
第一に、工具の精度。スマホ内部のネジは非常に小さく、適切なドライバーでなければネジ山を潰します。第二に、静電気対策。内部部品は静電破壊に弱く、専用マットやリストバンドなしでは危険。第三に、認証付き部品の調達難易度。純正品は入手困難で、非純正品は品質にばらつきがあります。これらのリスクを理解した上で、大切な端末を守るためには専門店に相談するのが確実です。私たちは大阪・松屋町で修理を承っており、他の修理メニューも取り扱っています。料金の目安は修理料金の目安をご確認ください。配送修理のご案内も行っており、遠方の方も郵送で依頼可能です(特商法に基づく表記はよくある質問をご参照ください)。修理の実績は修理ブログ一覧でも紹介しています。
よくある質問
画面が割れたまま使い続けるとどうなりますか?
ガラス片が落下して怪我をする危険性や、液晶にまでダメージが広がり修理費用が増える可能性があります。早めの修理をおすすめします。
DIYで修理して失敗した場合、当店で直せますか?
多くのケースで対応可能です。ただし内部破損の程度によっては追加費用が発生する場合があります。まずは無料診断をお申し付けください。
修理時間の目安を教えてください。
画面交換の場合、約30分〜1時間程度です(在庫や混雑状況により前後します)。お預かりも可能ですのでご相談ください。
コメント 0