液晶割れで通話もできない状態に
先日、大阪市平野区からiPhone 7の修理依頼をいただきました。症状は「液晶画面が半分映らない」「イヤースピーカーから音が聞こえない」という複合的な故障。正直、液晶割れだけでもめんどうなのに、音声もダメってなると修理も複数個所必要になってくるんですよね。お客様もご自身で「通話中に相手の声が全く聞こえない」と悩まされていたとのこと。これは日常生活で結構ストレスになる症状です。
ぶっちゃけ、液晶割れと音声系の故障が同時に起きるのは珍しくないんです。なぜなら、画面割れの衝撃でイヤースピーカーまでダメージを受けることがあるから。iPhone修理の現場では「あ、これは液晶割れでスピーカーも一緒に逝ったパターンだな」っていうケースが結構あるんですよ。
分解診断で分かった連鎖故障
分解してみると、案の定イヤースピーカー部分が潰れていました。液晶割れの衝撃が直接イヤースピーカーに伝わって、スピーカーユニットが変形してしまったんでしょう。このような「連鎖故障」は、落下による衝撃が複数の部品に同時にダメージを与えるケースで起きます。
修理に取り掛かる前に、イヤースピーカー部分を丁寧にクリーニングしながら新しいユニットを仮付けして、まず音が出るか確認します。この時点では音が小さかったので、微調整を加えて正しい位置に取り付け直しました。スピーカーというのは位置がミリ単位でズレると音量が変わったりするんです。こういった細かい調整が大事なんですよ。
液晶パネル交換と部品の移植
次に液晶パネルを新品に交換します。iPhone の場合、ディスプレイ周りに小さなセンサーやカメラ、プロキシミティセンサーといった部品が統合されています。古いパネルからこれらの部品を丁寧に取り外して、新しいパネルに移植するわけです。既存の部品に他に傷みがないか確認しながら作業を進めるのがポイント。このお客様の場合は液晶周辺には大きなダメージがなかったので、比較的スムーズに交換できました。
何度もの動作確認
すべての部品を新しいパネルに組み付けて、複数回の動作確認を行いました。画面表示は問題なし、スピーカーも正常な音量で機能することを確認。通話テストも実施して、相手の声がしっかり聞こえるレベルまで調整したら完了です。修理前と修理後で明らかな違いが出たので、お客様にも喜んでいただけました。
画面割れは「連鎖故障」のサイン
iPhone の画面が割れてしまうと、ごくまれに周辺部品の故障が連動することがあります。特に潰れやすい部品が、
- 近接センサー(顔を近づけると画面が消える機能)
- インカメラ(自撮りカメラ)
- イヤースピーカー(通話時の音声出力)
実は、インカメラと近接センサーは一つのユニットになっているので、インカメラを交換すれば近接センサーも新しくなります。だから「自撮りカメラの映りが悪い」と思って来店されても、実は近接センサーの変形が原因だったり、その逆だったり、という具合に複合的な問題を抱えていることが多いんです。
液晶割れに気付いたらすぐ修理を
液晶割れを放置していると、ダメージが徐々に広がることもあります。いま音が出ていても、割れた部分からホコリが侵入してスピーカーが詰まることだってあり得ます。だから「まだ使えるから大丈夫」という判断は禁物なんですよね。
「画面が割れた」「通話中に相手の声が聞こえない」「カメラが映らない」そんなお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。複雑に見える故障でも、きちんと診断して、正しい修理手順で対応すれば、ほとんどのケースは解決できます。お気軽に大阪住吉本店までお問い合わせください。
コメント 0