こんにちは、スキルワン大阪店のスタッフです。
先日、お客様からOPPO A54 5Gの修理依頼をいただきました。「電源が入らない」「充電しても反応がない」という症状のご相談でしたね。
お話を伺うと、数日前から動作がおかしくなり、そのうち完全に電源が落ちてしまったとのこと。焦りますよね。OPPO A54 5Gは2021年発売の5G対応機種で、使っている方もけっこう多いんですが、ぶっちゃけメーカーサポートの終了が迫っているんです。実は2023年3月31日でOPPOの一部機種はメーカーの修理受付が終了しており、A54は該当リストに名前こそ載ってませんが、今後どうなるかは不透明なんですよね。
そこで、スキルワンにお持ち込みいただいたわけです。
分解してみると、基板がやられていた
実は、電源が入らない症状の多くは「バッテリー切れ」や「充電ポート破損」で、交換で対応できることがほとんど。でも今回は分解してみると、そう簡単じゃなかったんですよ。
メインの基板(マザーボード)をチェックしてみると、ところどころ焼けた跡が。これは「基板故障」のサイン。スマホの電源系統や通信チップなど、重要な部品が集約されている基板が壊れてしまうと、単純な部品交換では直らないわけです。おそらく、以前の落下や、見えない水分がじわじわと浸食してきたのかな、というところですね。
基板修理は、修理店によっては「直りません」と言われることも少なくない難しい修理。確かに、完全に焼き切れている部分は修復不可能です。でも、今回は焼けている箇所が限定的だったので、マイクロ溶接での部分修理で対応できる可能性がありました。
マイクロ溶接&部品交換で再生
基板修理の手法はいくつかあります。完全な新品基板への交換が最も確実ですが、OPPO A54の場合、ほぼ新品基板の入手ができないのが現実。そこで我々がとった手法が、焼けた部分の周辺回路をマイクロスコープで観察しながら、必要な箇所だけを修理する手法です。
具体的には:
- 焼けた部位の周辺部品の状態を確認
- 焼き切れている回路の迂回路を探す
- 小型の部品を交換・追加して電流が流れるようにする
- 基板用の特殊な接着剤で固定
見た目は地味な作業ですが、この基板1枚の上には何千もの微細な部品が乗っており、少しの誤差も許されない精密作業です。
電源ON、成功!
修理に丸1日かかりましたが、最終的に基板の電源系統が復旧。電源を入れてみると...いけました。Androidのロゴが表示されて、起動画面が出てきたんです。お客様がご来店されたときの喜びの表情、忘れられませんね(笑)。
もちろん、修理後は稼働確認を何時間も走らせて、「再度電源が落ちないか」「充電が正常に進むか」「データ通信ができるか」をチェック。すべてOKでした。
メーカーサポート終了でも修理はできる
今回の修理を通じて改めて感じるのが、「メーカーの修理受付終了=機器の修理完全終了」じゃないってことなんですよね。
OPPO A54 5Gを含むOPPOスマホは、日本参入当初の機種がメーカーサポート終了を迎えています。でも、スキルワンでは基板修理も含めた様々な対応ができます。
画面割れ、液晶漏れ、バッテリー交換といった一般的な修理はもちろん、基板修理のような難しい故障も、できる限り対応させていただきます。
「ほかの修理屋さんで基板故障だから直らないと言われた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。諦める前に、スキルワンまでお気軽にお声がけください。
なお、修理はご予約いただくとスムーズですが、飛び込みでのご来店も歓迎しております。
コメント 0