このご相談について
本日ご紹介するのは、「Xperia X Compact」が充電できなくなり、バッテリー残量が0になってしまったというご相談です。当店での対応となります。
X Compactの充電口修理の内容と、充電口の故障前兆にはどんな症状があるのか、細かい点も含めながら修理の流れを追っていきます。
このページについて
2010年にメーカー以外で初めて修理サービスを開始、全国25店舗以上で年間50,000件以上の修理実績を有する「総務省登録修理事業者」である当店が、お客様からのご依頼で実施したXperia X Compactの充電できない症状に関する修理レポートです。
当店での修理となり、お客様のご同意のもとレポート作成させていただいています。
充電できない症状、主な原因は2パターン
「充電できなくなった」というご相談はよくいただくのですが、大きく分けると以下の2つの原因があります。
- 充電口の問題
- バッテリーの問題
充電口の故障前兆
充電口の主な故障前兆としては、以下のようなものが挙げられます。
- 充電できていたはずなのに途中で止まる、ケーブルを変えても同じように止まる
- ケーブルの差し込み角度を変えると通電したりしなかったりする
バッテリー不具合のケース
バッテリー不具合の場合は、「充電ができない」というより「電源が入らなくなる」というケースが多いです。
- 充電ケーブルを繋いでも全然充電が溜まらない ※充電口の不具合の場合もあります
- 以前から電池持ちが悪く、充電ランプは点灯するものの充電されている実感がなく、最後に起動できなくなった
こういった状況はバッテリー劣化のことが大半です。
機種特有の特殊ケース
また稀なケースですが、機種やシリーズによっては「充電口が壊れやすい機種」もあれば「構造上、充電できない原因がほぼ基板である機種」といったものも存在します。
Xperiaシリーズで言うと、2017年発売の「Xperia XZ Premium」は「充電できない」故障がすごく多いんですが、実は基板が原因のことがほとんどなんです。充電口に大きな負荷がかかっていて、使い続けるうちに基板の接続部のハンダが割れてしまう仕組みになってるんですよ。
こういった特殊な故障のスマートフォンもありますが、当店ではそうした知識や修理経験も蓄積しているため、故障の経緯や原因をしっかり説明して、安心してご依頼いただけるようにしています。
X Compact の修理内容
では、お預かりしたXperia X Compactの充電の状態を確認してみます。充電ケーブルを接続しても、電流値は0Aのままです。「数ヶ月前から充電が難しくなってきたけど、充電はできていたのに、急に今日から全く充電できなくなった」とのお話でした。
ケーブルの角度を変えると通電したりしなかったりするので、充電口の不具合と判断して分解を始めることにしました。
X Compact の内部構造
X Compactって名前の通り、部品がぎっしり詰まった「コンパクト」な構造してるんです。ほぼ全部の部品を外さないといけないし、肝心なUSB部分もメイン基板を取り外さなきゃ触れません。基板を外す時も、液晶とケーブルで繋がってるから、外す向きを間違えるとすぐ壊れちゃう。構造をちゃんと理解してないと危ないんですよ。
ここで丁寧にUSBパーツを交換して、充電が溜まるかチェックしていきます。
修理完了
充電がちゃんと溜まるのが確認できました!やっぱり充電口の故障が原因だったんですね。内部も綺麗にクリーニングして、完全な状態でお返しすることができました。
充電口をなるべく壊さず使うために
充電口の故障ですが、どんなスマートフォンでも使ってる以上、故障の可能性がゼロではありません。残念ながら充電口が壊れて新しい機種に買い替えたけど、今度こそ大事に使いたい!修理に出したけど、これからどうやって大事に使えばいい?という方もぜひ参考にしてください。
- 充電しながらの使用を控える
- 無理やりケーブルを差し込まない
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