当店です
メーカーで修理を断られた場合でも、当店にお気軽にご相談ください。今回ご紹介するのは「Huawei P20 lite」の水没修理についてのレポートです。
修理前診断
わずかに水に浸かった後、タッチ動作が一切できなくなってしまったとのことでした。
事前にご相談いただいた際に「ファーウェイカスタマーサポートセンターに行ったら"修理はできない"と言われました」とのこと。シリーズ問わず「メーカーに相談したところ"修理はできないので、新しく買ってください"と言われたのですがデータそのままで修理はできますか?」というご相談がいただくこともあります。
実際、ご来店いただいた際の端末を確認させていただくと、カメラレンズの周辺に水滴が付着しているのが見えます。Huawei P20 liteは防水対応がないため、本当に少量の水で数秒つけただけでも状況によって内部に水分が進入してしまいます。
メーカー側も内部に水が入っていることが外からも確認できる=継続的な使用は難しいということで「買い替え」を推奨する判断をされたのでしょう。
ですが肝心のデータについてはどうするのか、とメーカースタッフに聞くと「諦めるしかない」と言われ、LINEも移行できていないのに…と判断がつかず、ご紹介で当店の「データそのままで修理」に行き着いたとのことでした。
では早速、修理と復旧の過程を追っていきましょう。
Huawei P20 liteの水没修理について
通常、当店でも水没のお修理は"電源が入らない端末"を対象にすることがほとんどですが、「一部の機能に障害があり、データが取り出せない」というケースもお受けする場合があります。
ですが主な目的としては「内部データを保持したまま復旧させ、最終的にバックアップをとっていただき機種変更を視野に入れていただく」修理となります。スマートフォンも精密機器ですので、特に電子基板が水の影響を被ると「継続的な使用」ができないケースも多く、ホーム画面まで到達しバックアップを取っていただくことを目的とします。
ご不安やご質問等はお気軽にスタッフにお伝えいただければご返答可能です!
では早速、タッチが利かないスマホをタッチできるようにするべく、内部の状態を確認していきます。
背面パネルを開くと…
背面パネルを開けてみると、水分がそのまま残っている跡が確認できました。お客様やスタッフが思っている以上に内部へ水が侵入していることがわかります。
電子基板にも水が乾いてできる「腐食」や「錆」といったものが見受けられました。
また内側から画面の部品を見てみると、こちらも水分が付着している跡が見えます。
こういった水の影響を受けている部品をすべて取り外し、可能な限り腐食や錆を除去していきます。幸いなことに、こちらの端末は水の影響を全体的に受けていたものの…
修理結果
タッチができるようになりました!(画像は動作確認中の設定画面です)
ただ水没のお修理ですと「復旧した!」と思いきや後々同じような不具合が再発することもあるため、起動に問題がないかタッチがまた急に効かなくなったりしないか検証を行い、お客様に「動作ができる状態で」ご返却させていただきました。
最後に
水没、と聞いても詳しくない方も多いと思いますが、夏場でよくある「プールに防水ケースに入れていたのに水没した」「海水浴中に誤って浸かった」だけでなく、日常生活でも水濡れの影響を受けることはよくあります。
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