修理受付時の状況
ご依頼内容
「子供が使ってるタブレットなんですが、中のゲームデータがどうしても必要で…。こちらで対応してもらえますか?」というご相談をいただきました。中国メーカーの安価タブレット「aiwa tab AS10(6)」の修理依頼です。こういった機種、正直なところ修理を受け付けてくれるお店って限られるんですよね。
受付時の状態
お客様のお話では、お子さんが落としてしまったようで、画面は角から落下したのか、内部のガラス面に大きなヒビが入り、液漏れまで発生していました。ぶっちゃけ、見た目はかなり深刻。実際に見えている部分もタッチが全く効かない状態になってました。
なぜこの対応が可能だったのか
正直、aiwaみたいな中国メーカーのタブレットは交換パーツが市場に流通していないんです。修理業界でも「対応できません」と言われることが多い。ただ今回、ラッキーなことにお客様がセール時に同じ機種を2台購入されていたんですよ。で、こちらをドナー機になってもらう形で、故障した方にデータを移植する方法で対応することにしました。
修理方法
分解前の準備
安価なタブレットって、実は買い換えられることがほとんどなので、修理依頼自体が少ないんです。だから慎重に作業を進めます。お客様のデータが必要な状況ですしね。安心してください。私たちはどんな依頼でも丁寧に扱っています。
分解工程
このaiwaタブレットはいわゆる「弁当箱タイプ」という構造でした。つまり、ケースの爪を順番に外していって、背面ケースと本体を分離するタイプです。分解してみると、基板(マザーボード)を取り外す時点でバッテリーが半田でくっ付いているのが見えます。これを丁寧に外して、もう一台の機体に移植すれば作業完了、という流れですね。
安価なタブレットは内部構造がかなりシンプルなので、作業自体は正直なところ難しくありません。ただし、情報がほぼ公開されていないので、対応できる店舗が非常に限られるんです。ここが大きなポイント。
修理完了
動作確認
作業後は、画面がきれいに映るようになりました。基板を移植した後は、音が出るか、通信ができるか、各機能が正常に働いているかをしっかり確認します。ここまでやって初めて「修理完了」ですね。
お客様へのご説明
修理状況を写真でご説明して、お客様ご自身に動作とデータを確認していただきました。今回はお持ち込みいただいたパーツを使用した対応ですので、パーツ自体の保証はございませんが、調整などはしっかり行ってますので、何か気になることがあればお気軽にご相談ください。
修理店からのアドバイス
見たこともない機種でも対応可能です
- どんな珍しいメーカーの機種でも、分解することは可能です
- 「これ修理できますか?」と思ったら、まずはご相談ください
- 修理前にお客様と十分相談してから作業に入りますので、安心です
同じ機種があれば、ほぼ修理可能
aiwaのようなマイナーメーカーでも、同じ機種が手元にあれば、データ移植や基板移植で対応できる場合がほとんどです。状態によっては確認作業からになることもありますが、事前にお客様とご相談させていただきます。
「このタブレット、どこのお店でも修理を断られて…」という場合でも、一度ご連絡ください。私たち当店なら、対応できる可能性があります。
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