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2010年にメーカー以外で初めてスマートフォン修理サービスを開始し、全国25店舗以上で年間50,000件を超える修理実績を持つ「総務省登録修理事業者」の当店が、実際のお客様ご依頼で行ったAQUOS zeroの外装交換に関するレポートです。
修理は当店にご依頼いただき、お客様に同意いただいたうえでレポートを作成しています。
お客さんから相談いただいた故障内容は「落下してから画面が真っ暗のままで全く映らない」というものでした。
充電すれば、バイブや音といった反応は出てるんですが、ボタンを押しても画面には何も映らない。こういった状態のスマートフォンでも直すことができるのか、またなぜこんな故障になるのかについて、具体的に説明していきます。
AQUOS zeroの性能や機能、構造はどうなっている?
AQUOS zeroは2018年の12月に発売されたもので、AQUOSシリーズとしては初めて有機ELディスプレイを採用したスマートフォンになります。
2019年にはSIMフリーモデルも販売され、画面は6.2インチと結構大きいのに、本体の重さが約146gという驚くほどの軽さが特徴で、ゲームとか重たい処理もサクサク動くCPU性能を備えてます。
ところで最近よく聞く「有機EL」ですが、液晶との最大の差は「色の鮮やかさ」だってことです。液晶は画面の表示をバックライトで照らすことで見えるようになってますが、有機ELディスプレイは素子そのものが自分で光を出すんです。
だから液晶に比べて黒と色のコントラストが綺麗に出て、そもそもバックライトが不要だから「本当に薄く、電池の消費も少なくて、軽い」ため、最近のスマートフォンにもよく使われるようになったってわけです。
ただし、有機ELディスプレイが使われてるスマートフォンは、落下とか衝撃によるトラブルの相談が正直すごく多いんですよ。
- 落下後から、着信音や通知音、バイブは鳴るが画面が真っ暗で映らない
- 画面が緑に光ったり、白く光ったりする
- スリープから復帰させたり、再起動しても画面上に白か緑の縦線が入ったままになっている
実際に開けてみると、画面が割れたまま使ってたら、日が経つごとに表示がおかしくなって、最終的に真っ暗になった・・・なんて例もあります。これらのスマートフォンはAQUOS zeroと同じく有機ELを使ってるんですが、こういった故障は有機ELという特性上、独特のトラブルパターンだと言えます。
日常使用の範囲だと落下は避けて通れないですが、こうなってしまうと修理するしか方法がありません。ただ、画面に異常がある状態ではデータの抜き出しや移行ができないため、キャリアやメーカーでの修理だと「データは消えます」と言われて困る方も多いかと思います。当店ならデータそのままの状態で修理が可能なんです。
AQUOSの修理方法とは?
それでは、修理の流れについて説明していきます。
まず知っておいてほしいのは、国内メーカーのスマホは基本的にパーツの単体入手が難しい機種がほとんどなんです。iPhoneやGalaxyといった海外で流通してる機種は部品の入手が可能なのですが、この記事で紹介している「AQUOS(SHARP)」、それから「Arrows(FUJITSU)」「FREETEL(京セラ)」といった国内ブランドについては、パーツの供給が限られています。
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