自分でバッテリー交換を試みて失敗
もちこまれたのは、Nintendo 3DS LL。ご本人いわく「ネットで安いバッテリーを買って、動画を見ながら自分で取り替えた」とのこと。ところが交換後、電源が一切入らなくなった。
よくあるパターンです。月に3〜4件は、同じような症状で持ち込まれます。特に3DS系はネジの種類が多く、奥行きも違うので、間違えて長いネジを基板側にねじ込んでしまう事故が後を絶ちません。今回のお客様も、バッテリーコネクタを外す前に金属製の工具で基板のコンデンサをショートさせた可能性が高い。電源IC周辺の短絡が疑われました。
原因は基板のショート。
「動画では簡単そうに見えたんですけどね…」とおっしゃるお客様。確かに、部品さえ交換すれば直ると思いがちですが、精密機器の内部は静電気やわずかな力加減でダメージを受けやすい。特に3DSの基板は薄く、パターンも細い。
当店で診断した結果、電源IC周辺のコンデンサが2箇所、短絡状態になっていました。このまま放置すると、さらに発熱や基板の焼けにつながる危険あり。バッテリー自体はまだ使えそうでしたが、純正品とは容量表示が異なり、充電制御にも不安がありました。
正直、自分でやるならリスクを理解しておくべきです。
お客様には「修理自体は可能ですが、基板修理になるため、バッテリー交換より時間と費用がかかります」とお伝えしました。分解診断の結果、電源ICの交換と周辺パターンの補修が必要と判断。
まず基板を顕微鏡で確認し、ショート箇所を特定。コンデンサを2つ交換し、電源IC周りの配線を補修します。その後、動作確認用のバッテリーで起動テスト。無事にNintendo 3DSのロゴが表示され、メニュー画面まで進みました。最後に、当店で取り扱っている信頼性のあるバッテリーに交換し、充放電のチェックも実施。お預かりから約2時間で完了しました。料金は機種や症状によって異なりますので、まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。また、ご来店の流れもご確認いただけます。当店の所在地は大阪・松屋町スマエキで、営業時間は10:00〜19:00(水曜定休)、2019年創業です。
よくある質問
Nintendo 3DSのバッテリー交換を自分でやるのは危険ですか?
はい、リスクがあります。静電気対策や適切な工具、ネジの長さ管理など、知識がないと基板を傷める原因になります。当店では、DIYで失敗した端末の修理実績が多数あります。
DIY失敗後でも修理は可能ですか?
多くの場合可能です。ただし、基板の損傷程度によっては部品交換が必要になるため、診断が必要です。お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
バッテリー交換の修理時間はどのくらいですか?
バッテリーのみの交換で約30分を目安としていますが、基板修理が必要な場合はより時間がかかります。混雑状況により前後します。
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