修理事例について
当店ではHuaweiをはじめ、各メーカーのスマートフォン修理に対応しています。
今回持ち込まれたのは「HUAWEI Mate 10 Pro」。画面に緑の縦線が走ってしまったとのご相談でした。
当店では有機EL含む画面修理に最短30分から対応、データそのままお返しする体制が整っています。
修理前の状態
画面に一本筋が入ってる状態です。
特に強い衝撃を与えた覚えはないとのことですが、実際に開けてみるとこんなことに……
分解・修理工程
本体を分解していきます。
背面を剥がし、内部基板を露出させます。
まず画面コネクタを新品に取り替えてみると、な、線が消えてます。画面交換で対応できそうです。
バッテリーを取り外し、画面コネクタを作業しやすくします。
古いパネルを丁寧に剥がし、新しい画面を取り付けます。
画面交換完了。動作確認をして問題なく修理が終わりました。修理後はアルコール洗浄液で殺菌消毒してからのお返しです。
有機ELとは—メリットとデメリット
最近のスマートフォンは有機ELが主流になってきました。正直なところ、従来の液晶と何が違うのかピンとこないユーザーも多いはずです。
有機ELのメリット
実は有機ELは液晶パネルと比べると、画質が圧倒的に良く、消費電力も抑えられます。何より、パネル自体の重量が軽いんです。
スマホの大型化に伴い、パネルの重量化が課題になっていました。画面を大きくするとバッテリー消費も増えるし、そのため大容量バッテリーを積むと、今度はスマホ全体が重くなり放熱も難しくなる。この悪循環を有機ELで大きく軽減できたわけです。
有機ELのデメリット
ただし有機ELも完璧じゃなく、液晶に比べるとデメリットがあります。価格と焼き付き、そして画面の傷への弱さです。
価格については少しずつ改善されていますが、まだ有機ELは高価。修理業者としても、パネル原価が高いから修理料金も上がってしまいます。
焼き付きについても、有機ELの特性上、同じ画面が表示され続けるとその形が癖づいて残ってしまいます。白い背景ほど残りやすく、ダークモード使用である程度対処できるようになりましたが、根本的な解決にはいたってません。
正直に言うと、修理経験からすると最も厄介なのが画面の傷への弱さです。有機ELは画面が割れると「線が入る」「画面が滲む」といった症状が圧倒的に多く出ます。時には、お客さんが気付かない軽い衝撃からでも、いきなり線が走ってしまうことがあります。
今回のお客さんも、特に画面に強い衝撃を与えた記憶がなく、修理前も大きな傷は見当たりませんでした。最近のパネルは耐久性が上がってきていますが、それでも画面割れで映らなくなるケースが後を絶ちません。
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