スマホを落とした時の症状 — ボタンが反応しなくなった
外出先でスマートフォンを落としてしまい、ボタンが利かなくなってしまったというご依頼、当店でしたら当日中に対応できるケースも多くあります!
今回は「Galaxy S10」を落とした直後、ボリュームボタンの下側が反応しなくなり、何度電源を入れ直しても「セーフモード」で起動してしまう、といったご相談でした。
このレポートについて
2010年に業界で初めてメーカー以外で修理サービスを開始し、全国25以上の店舗で年間50,000件以上の実績を有する「総務省登録修理事業者」当店が、実際のご依頼に基づき実施したGalaxy S10のボタン故障修理についてのレポートです。
修理は当店で対応させていただき、お客様からご了承をいただいた上でレポートを作成しています。
落下によるボタン陥没 — 部品がなくても対応できる場合も
セーフモードで起動したままのスマートフォンがこちらです。画面の左下に「セーフモード」と表示されています。
そもそもセーフモードとは?
セーフモードは、Androidスマートフォンが「最小限の機能(初期画面)のみで動作するモード」です。例えばアプリが起動時にクラッシュしたり、画面がフリーズした場合に「ダウンロード済みアプリが原因では?」と調べたい時に使います。
通常はシステム的な不具合が疑われる際に活用しますが、その場合でも「電話」や「カメラ」程度の機能しか利用でき、LINEやTwitter、Instagramといったアプリも、YouTubeも起動することはできません。
つまり「ボタンが陥没している限り、通常通りの使用はできない」ということになります。(Galaxyの場合、セーフモードは電源投入時にボリュームボタンの下を長押しすると入ります)
実際の修理作業 — ボタン陥没の矯正
陥没している箇所を詳しく確認すると、落下時の衝撃で本体側面のフレームが変形し、それが引っかかってボタンが戻らなくなっている状態であることがわかりました。
こうした僅かな歪みや凹みによるボタン陥没は、Galaxyシリーズに限った話ではなく、他機種や最新モデルでもご相談をいただくことは少なくありません。
ただし、ボリュームボタンの上は効いている、スリープ機能は正常に動作しているといった場合は、「ボタン・フレーム調整」という作業で復旧できるケースが多いです。
本体を分解して、ボタンの外装まで取り外しました。
実際に開けてみると、多くのスマートフォンのボタンは「機能を持つ内部部品 + 外装」で構成されており、ボタン本体の機能が生きていれば部品がなくても修理できるんです。
そこから、変形して凹んだフレームを少しずつ削り、「ボタンがカチッと鳴るまで」調整していきます。削りすぎるとボタンとフレーム間に隙間が生じて故障につながる可能性がありますし、削りが足りないと経年使用の中で再度陥没するリスクもあるため、少し削っては試し・・・という慎重な作業が必要です。
無事フレームを矯正した結果、ボリュームボタン下側が機能するようになり、セーフモードからも脱出できました!
約1時間での対応完了となりました。
修理を終えて
分解後の判断にはなりますが、ボタン部品の機能が残っており、フレーム変形が原因でボタンが効いていないというケースであれば、「部品がなくても」修理対応できる可能性があります。
店頭・お電話・メールでご相談いただければ、詳しい状況をお聞きした上でご案内いたします。
お気軽にお問い合わせください。
未成年のお客様へ
※未成年者(20歳未満)の修理申し込みには保護者様の同意が必要です。
郵送修理について
郵送での修理にも対応しています。詳しくはお問い合わせください。
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