先日、ネットで部品を買って自分で交換し失敗したiPhone 11が当店に持ち込まれました。お客様は「動画を見ながらやったんですけど…」と苦笑い。画面は割れた上に、タッチパネルの一部が反応しなくなっていました。実は当店、月に3〜4件はこうしたDIY失敗後の修理依頼があります。特にiPhone 11は2019年発売モデルで、部品の互換性や接着剤の質にばらつきがあるため、注意が必要です。

「電源は入るけど、ホーム領域が全然効かない」— 診断すると、フレームのゆがみと基板端子の接触不良が確認できました。自分でこじ開けた際に力を入れすぎたようです。
本来であれば、画面割れでもタッチが生きていれば液晶アセンブリのみの交換で済むケースが大半です。当店では月に10件以上の画面修理を行っていますが、DIY後は予想以上にダメージが広がっていることが多く、追加の処置が必要になることがあります。今回の場合、OLEDパネルとタッチセンサーが分離したタイプの液晶でしたが、フレームのゆがみが原因で新しい部品を取り付けても基板との密着が不十分だと判断。追加でフレーム矯正と端子清掃を行いました。正直なところ、最初にお声がけいただければ、割れたままでも30分ほどで修理できたケースです。
お客様は「自分でやれば安く済むと思った」と話されました。確かに部品代だけなら数千円ですが、工具代や失敗リスクを考慮すると、結果的に高くつくことも。特にiPhone 11以降のモデルは認証付き部品が必要なケースが多く、Amazonなどで買える社外品は画質や耐久性で純正品に劣る場合があります。
今回の修理で痛感したのは、分解前の段階でプロの判断を仰ぐことの重要性です。
実際の作業工程としては、まず割れたガラス片を慎重に除去し、バックライトの状態を確認。次にフレームのゆがみを治具で修正し、純正同等品の液晶アセンブリを組み付けました。最後にタッチキャリブレーションを実施し、動作確認。お預かり時間は部品調達も含めて約2時間。お客様にはその場でお待ちいただき、「動画の通りにやったのに、こんなに差が出るんですね」と驚かれていました。当店は2019年創業で、大阪・松屋町の実店舗に加え、配送修理にも対応しています。修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。
修理を終えたiPhone 11を見て、お客様は「また2年は使います」と笑顔に。元通りになった画面で、機種変前のバックアップも取っていただけました。当店の修理ブログ一覧にも同様の事例を掲載していますので、よろしければご参照ください。また、他の機種の修理についてもGalaxy水没修理のご相談や関連する修理事例をご案内可能です。
最後に、この事例から得た教訓を3つまとめます。一つ目、工具の精度。精密ドライバーと吸盤だけでは、内部のフレキケーブルを傷つけるリスクが高い。二つ目、静電気対策。秋冬は特に、作業前にアースを取らないと基板が壊れる。三つ目、認証付き部品の入手難。Appleの部品供給プログラムに登録していない業者から買うと、True Toneや耐水性能が失われる。これらのポイントを押さえないままDIYに挑戦すると、かえって修理費用が膨らむことを覚えておいてください。当店では分解前の無料見積もりを実施しており、お見積もり後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は手数料が発生する場合があります)。お気軽にiPhoneのバッテリー交換についてのページも合わせてご覧ください。その他、他の修理メニューも取り揃えております。
よくある質問
自分で画面交換したらタッチが効かなくなりました。直りますか?
多くのケースで修理可能です。ただし、フレームのゆがみや基板へのダメージがあると追加作業が必要になることがあります。一度お預かりして診断させてください。
修理時間はどのくらいですか?
画面割れのみの交換であれば、機種や在庫状況によりますが、40分程度でお渡しできることが多いです。ただし、基板修理などが伴う場合はお時間をいただきます。
修理後にデータは消えますか?
ほとんどの修理でデータは保持したまま対応します。ただし、基板修理や水没などの重度故障は事前にバックアップを推奨します。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)をお付けしています。
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