先日、ネットで買ったバッテリーを使い自分で交換しようとしたiPhone 6sが当店に持ち込まれました。
お客様は「交換後、画面が浮いてしまって」と困り顔。確認すると、バッテリーが膨張し、液晶パネルが押し上げられていました。実はこのパターン、月に3-4件はあります。市販の互換バッテリーは純正とサイズやコネクタ位置が微妙に異なり、無理に押し込むと内部で変形を起こすんです。特にiPhone 6sは薄型なので、少しのズレが致命傷になります。このケースでは、強く押し込んだ際にフレキケーブルを傷つけ、タッチパネルの一部が反応しなくなっていました。
正直、この状態だと通常の修理より手間がかかります。
「最初は動いたんですが、翌日に膨らんできたんです」とお客様。そう、膨張は時間差で起こることも多い。熱で化学反応が進み、あとから変形するケースが少なくありません。当店ではまず、膨張したバッテリーを安全に取り外すところから。工具はセラミック製を使い、短絡を防ぎます。
次に、傷ついたフレキケーブルを交換し、純正相当のバッテリーを取り付け。純正品に近い認証付き部品を使うと、システム側のバッテリー管理も正常に働きます。約40分で修理完了。お客様は「もう自分ではやらない」と苦笑い。実際、正しい工具と知識がないと、基板までダメージが及ぶリスクがあります。2019年創業の当店では、年間100件以上のバッテリー交換に対応しており、このような二次被害の修理も日常的です。
今回の経験でわかった教訓が3つあります。
一つ目は工具の精度。市販のドライバーセットは先端が合わず、ネジ山を舐める原因に。二つ目は静電気対策。作業台のアースがないと、基板に静電気が流れ誤動作を引き起こす。三つ目は認証部品の調達難易度。純正品に近いバッテリーは正規ルート以外では手に入りにくく、互換品は品質がまちまち。これらのポイントを理解したうえで、自分での交換はリスクが高いと判断される方は、ぜひ専門店にご相談ください。詳しくはiPad画面割れ修理の流れも参考に。また、修理料金の目安や修理保証についてもご確認いただけます。当店の大阪・松屋町スマエキでは、来店・郵送修理に対応。その他の事例は同機種の他症状の修理事例やGalaxy水没修理のご相談もご覧ください。
よくある質問
バッテリー交換の寿命はどのくらいですか?
一般的に2〜3年で劣化が進みます。使用環境により前後しますが、最大容量が80%を下回ったら交換目安です。
自分でバッテリー交換するリスクは?
互換部品の品質差や静電気による基板故障、バッテリー膨張による端末変形などのリスクがあります。
交換後の保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れ等は対象外)。
郵送修理は可能ですか?
はい、全国から郵送での修理を受け付けています。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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