お客様の悩み:画面割れと発熱
「落としたら画面が割れて、電源を入れると熱くなるんです」と慌てた様子でお越しになりました。
伺うと、駅のホームでうっかり手を滑らせたとのこと。画面は蜘蛛の巣状にひび割れ、一部が欠けています。電源は入るものの、数分で本体がかなり熱くなるため、すぐに使えなくなってしまうそうです。当店では月に3〜4件ほど、同じような画面割れからの発熱症状を経験しています。
正直、発熱は基板へのダメージが懸念されるサインです。
診断:割れから内部への影響
早速、表示とタッチの状態をチェック。液晶パネルは割れているものの、まだ表示はかろうじて出ています。しかし、タッチは割れた部分から反応が不安定。さらに、割れた箇所から異臭がするか確認しましたが、幸いそれはなし。一方、バッテリー周辺を触ると明らかに熱を持っている。これ、画面割れによって内部の絶縁が破れ、ショート気味になっている可能性が高いと判断。基板がやられてしまう前に、早急に画面交換が必要です。
「もっと早く来ればよかった…」とお客様。当店実績では、発熱が長引くと基板修理やバッテリー交換が追加で必要になるケースが約2割あります。今回は間に合ったようです。
お見積もりは分解前なので無料。料金は機種や症状で異なりますが、お客様にご納得いただき、交換作業に入りました。
修理工程:画面交換と熱対策
まず、割れた画面を丁寧に剥がします。ガラス片が内部に入り込まないよう細心の注意。次に、バッテリーを一旦外し、基板周辺の異常がないか目視検査。今回は特に問題なし。新しい純正相当の液晶アセンブリに交換し、熱伝導シートを追加で貼り付けて放熱性をアップ。組み立て後、電源投入。
ちゃんと起動——タッチも全領域で問題なし。発熱は30分の連続動作テストで全く起こらず。お客様にも確認いただき、「直った!」と笑顔に。
作業時間は約40分程度でした。
割れたまま放置すると、発熱で基板が死ぬこともあるとお伝えすると、お客様は「危なかった」と胸を撫で下ろしていました。
完成後と店主からの一言
無事完了。お客様は「これでまた使える。ありがとう」と喜ばれました。当店の交換部品には3ヶ月の動作保証(落下・水濡れ等の使用上トラブルは対象外、詳細は修理保証規約をご覧ください)を付けています。
最後に、店主からの一言——今回の修理は比較的軽傷で済みましたが、画面割れと発熱は危険な組み合わせ。後日、お客様から「バックアップを取ってなかったので本当に助かりました」とメールをいただきました。やはり、症状が出たら早めのご相談が一番です。当店の修理ブログ一覧や関連する修理事例もぜひご覧ください。お見積もりのお問い合わせはフォームからどうぞ。他の修理メニューもご案内可能です。
よくある質問
Xperiaの画面割れと発熱が同時に起こった場合、修理は可能ですか?
ほとんどの場合可能です。ただし、発熱が長期間続いていると基板がダメージを受け、修理が難しくなることもあります。早めのご相談をおすすめします。
修理時間はどのくらいかかりますか?
機種や症状によりますが、画面交換のみであれば30分~1時間程度が目安です。基板修理などが追加で必要な場合はお預かりとなります。
データはそのまま残りますか?
画面交換ではデータを消去することはありません。ただし、基板修理や初期化が必要な重度の故障の場合、事前バックアップをおすすめしています。
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