先日、当店にiPhone 13 Proをお使いのお客様がご来店されました。「バッテリーの減りが急に早くなって、昼過ぎには充電切れになるんです」とのこと。お話を伺うと、購入から約2年半。充電サイクルは500回を超えているとのこと。実は月に数件はある、典型的なリチウムイオンバッテリーの経年劣化パターンです。お客様は「もっと早く来ればよかった」と少し後悔されていました。
そこで当店ではまず、バッテリーの状態を診断。最大容量は72%まで低下しており、公式の交換目安である80%を下回っていました。また、若干の膨張も確認できたため、早急な交換が必要と判断。お客様に「バッテリー交換をすれば、元の使用感に戻りますよ」とご説明し、作業に取り掛かりました。注意点として、膨張が進んだバッテリーは基板への負荷が大きくなるため、放置は危険です。当店では分解前に充電ケーブルの抜き差しで静電気対策をし、安全に配慮して作業します。
交換作業そのものは約30分の目安。
「思ったより早いですね」とお客様も安心されました。
バッテリー交換時には、データは消えませんが、万が一に備えて事前のバックアップをおすすめしています。当店では、交換後に動作確認を徹底。充電の入り、急速充電対応、バッテリー最大容量の表示が正常かをチェックします。この日はお客様がお持ちいただいたiPhoneに新しい純正同等品のバッテリーを実装し、問題なく起動。最大容量もほぼ確実にと表示されました。お客様は「また安心して使えます」とお喜びいただきました。なお、当店では交換したバッテリーに対して同じ症状の他事例でもご案内の通り、修理ブログ一覧にも詳しく載っています。もしバッテリー交換後の状態が気になる方は、修理保証規約をご参照ください。
後日談ですが、約1週間後にお客様から「以前と変わらず快適です」とメールをいただきました。バッテリー交換は、iPhoneを長持ちさせるための有効な手段の一つです。ただし、機種によっては分解に特殊な工具が必要なため、DIYは故障リスクが伴います。当店では、大多数のバッテリー交換をデータ保持したまま対応可能ですが、基板修理や水没など重度故障は事前バックアップを推奨します。
「もし自分でやったら画面割ったかも」とお客様は笑っておられました。
よくあるご質問として、バッテリー交換後、防水性能はほぼは戻らない点があります。当店では可能な限り防水テープを新調して対応しますが、ほぼ完全な防水復元は保証できません。また、交換に使用するバッテリーは、純正と互換性のある高品質品で、動作確認済み。万が一の場合は修理事例ギャラリーでも同様の事例を多数掲載しています。バッテリー交換を検討されている方は、ぜひ大阪・松屋町の当店へご相談ください。お問い合わせはフォームよりどうぞ。
店主からの一言──今回の修理を振り返って、バッテリー劣化の兆候を見逃さないことの大切さを再認識しました。後日、お客様から「充電切れの不安がなくなり、快適です」とご連絡いただき、とても嬉しかったです。もしバッテリーの減りが気になり始めたら、早めの点検をおすすめします。
よくある質問
バッテリー交換でデータは消えますか?
バッテリー交換の作業自体ではデータは消えません。ただし、基板修理や水没など重度故障の場合はデータが失われるリスクがあるため、事前のバックアップを強くおすすめします。
交換時間はどのくらいですか?
機種や在庫状況によりますが、バッテリー交換は約30分〜1時間程度が目安です。混雑状況により前後する場合がございます。
バッテリー交換の保証はありますか?
交換したバッテリーに対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなどお客様の使用上のトラブルは対象外)。詳細は修理保証規約ページをご確認ください。
電池膨張は危ないですか?
膨張したバッテリーは内部短絡や発火のリスクがあるため、早急な交換が必要です。当店では安全に配慮して作業いたします。
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