お客様の悩み

先日、当店にiPad(第9世代)をお使いのお客様がご来店されました。「バッテリーの減りがすごく早くなって、充電も80%くらいで止まってしまうんです」と、お困りの様子。実は当店、月に5-6件は同じような悩みで来店があります。特に2-3年使われた機種に多く、バッテリーの最大容量が80%を切ると、こうした症状が出やすくなります。お客様のiPadは2021年に購入されたそうで、ちょうど3年経過。毎日使っていると、バッテリーの劣化は避けられません。お話を伺っていると、通勤中やちょっとした隙間にYouTubeを見たり、ゲームをしたりと、結構ヘビーに使われている様子。バッテリーの寿命は使い方にも左右されるので、一概には言えませんが、当店の経験上、このあたりで交換を検討される方が多いです。

「やっぱり、そろそろ交換時期ですね」

そこで、まずはバッテリーの状態を診断。専用の測定器で最大容量を調べたところ、なんと72%まで低下していました。Appleの保証対象外のレベルです。「こんなに減ってるんですね」とお客様も驚かれていました。充電が80%で止まるのも、バッテリー内部の劣化で制御がかかっているため。交換すれば、新品同様のバッテリー持ちに戻ります。お客様にその旨をお伝えし、ご了承いただいた上で、修理を進めることになりました。

診断

バッテリー交換の工程をご説明します。まず、iPadの本体を温めて、画面と背面の接着を緩めます。温度管理が重要で、熱しすぎると液晶やバッテリーにダメージを与えるため、経験と感覚がものを言います。その後、専用の工具で画面を持ち上げ、内部にアクセス。バッテリーは強力な両面テープで固定されているので、慎重にはがしていきます。この工程でバッテリーを傷つけると発火のリスクがあるため、当店では静電気対策や絶縁工具を使用し、安全に作業を行います。新しいバッテリーは純粋な互換品ですが、品質チェックを通過したものを使用。取り付け後、一度充電と動作確認を行い、問題なければ画面を閉じて接着します。全体で約30分ほどの作業でしたが、機種や状態によって前後します。

交換後、お客様に動作確認をお願いしました。「ほとんどまで充電できるようになりました! バッテリーの持ちも明らかに良くなった気がします」と、満足そうな笑顔。当店としても、こういう瞬間がやりがいです。修理後は、交換したバッテリーに対して3ヶ月の動作保証をお付けしています(落下や水濡れなど使用上のトラブルは対象外です)。安心してご使用いただけるかと思います。

修理工程

お客様が帰られた後、当店では修理の記録を残しています。今回のiPad第9世代バッテリー交換は、日常的な劣化による典型的なケースでした。実は今日も、同じような症状のiPadをお持ちのお客様がご来店される予定です。バッテリー交換は、iPadの寿命を延ばす有効な手段のひとつ。当店では、お客様に寄り添った説明と、確かな技術で対応しております。料金は機種や症状によって異なりますので、まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。修理料金の目安は修理料金の目安をご参照ください。当店の大阪・松屋町スマエキでは、経験豊富なスタッフが対応します。また、関連する修理事例もご覧いただけます。その他、よくある質問もご参照ください。

完成後

後日、お客様からメールで「以前よりバッテリーが持ち、仕事中も安心です」とご連絡いただきました。

店主からの一言──今回の修理では、お客様が「もっと早く交換すればよかった」とおっしゃっていたのが印象的でした。バッテリーは消耗品なので、早めの交換が結果的に長く使える秘訣です。当店では、これからもお客様の大切なiPadをサポートしてまいります。

よくある質問

iPadのバッテリー交換にかかる時間はどのくらいですか?

機種や在庫状況によりますが、交換作業自体は約30分~1時間程度が目安です。お預かり修理の場合は、当日~数日いただく場合もあります。

バッテリー交換でデータは消えますか?

通常のバッテリー交換ではデータは消えません。ただし、万が一のトラブルに備え、事前のバックアップをおすすめしています。

保証はありますか?

交換したバッテリーに対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)。詳細は保証規約をご確認ください。

バッテリー膨張でも修理可能ですか?

可能です。ただし、膨張がひどい場合は基板への影響があるため、まずは診断をおすすめします。お早めにご相談ください。