実際に起こった相談事例
昨日、ひとつ電話がかかってきた。XperiaZ3の故障についての相談だった。
auのケータイショップに持ち込んだら起動ループしていると言われたらしい。修理には出せるけど、データは工場出荷状態になってしまうという案内だったようだ。
娘さんが使用していたZ3で、バックアップなどが出来ていないのでとても困られていたご様子。電話でロゴループの症状を聞いて、画面割れや直近での落下がないか確認してみると、特にそういった事はなく突然起こったとの事だった。
修理での対応方法
正直なところ、まずはバッテリー交換をお勧めしてみた。一度も電池交換をされていなければ、劣化が進んでAndroidOSを起動するだけの力がなくなっているのかもしれないという判断だ。先に画面割れや落下について聞いたのは、ガラスにひびが入っているとそれだけで起動できなくなるケースもあったから。こういった情報が復旧のヒントになったりする事もあったりするわけだ。
という事で16時頃に予約を入れていただいた。ご来店時に早速バッテリー交換を試す事にした。電源はOFFだったので、症状を確認する為に承諾を得て電源をONにしてみると、SONYのロゴが出て2秒ほどで再起動する状態だった。
1時間ほどお預かりする旨を伝えて、作業後はお母さんの携帯電話に連絡しますという流れで受付が終了した。
実際の修理作業
Z3は背面パネルを剥がすとすぐにバッテリーが見える。本体の状態を見える範囲で確認してから、電池のコネクタを取り外して替えのバッテリーを仮接続してみた。
電源を入れてみると、さっきまでは2秒で消えていたSONYのロゴが今度は長く表示されている。待つ事20秒ほどで次の画面に移行し、さらに40秒ほど経つとロック画面が表示された。
バッテリーの劣化が原因で起動する力が無くなっていたというのが結果だった。バッテリー交換は1時間以内で終わる事がほとんどなので、そのまま作業を進めて無事にお返しできた。とても喜んでいただけた。
パーツ交換で復旧する可能性
このように何かのパーツが原因で起動ループになっている事があるので、修理でパーツ交換を試してみる事で復旧する可能性がある。とはいっても絶対に直る訳ではないから、普段からバックアップを意識する事は大事だ。
バックアップの重要性
今の時代、バックアップはお金をかけてでもするべきなのかもしれない。SDカードやクラウドサービス、アプリでのバックアップサービスなんかも今では多くある。もう1年2年バックアップをしていないという人は少し考えてみた方がいいかもしれない。
せめて電話帳くらいはバックアップしておけば最悪の事態は避ける事ができるので、ぜひバックアップについて調べてみてほしい。