先日、HUAWEI Mate 10 Proをお使いのお客様から「画面に緑色の縦線が一本入ってしまった」とのご相談をいただきました。特に落としたりぶつけた記憶はないとのこと。この機種は有機EL(OLED)ディスプレイを採用しており、一般的な液晶とは異なる特性を持ちます。有機ELはコントラストが高く、黒が美しい反面、衝撃や経年劣化によって表示異常が発生しやすい側面あり。実際、当店では月に2〜3件程度、同様の症状でお問い合わせをいただきます。診断の結果、今回は液晶パネル自体の損傷が原因と判断。新しいアセンブリに交換することで復旧可能と見込みました。

HUAWEI Mate 10 Pro screen-crack 修理事例

「まさか、こんな急に…」

お客様は当初、ソフトウェアの問題かとおっしゃっていましたが、有機ELの特性上、物理的な影響で内部配線が断線することがあります。特に縦線が複数本ではなく一本だけというケースは、特定の画素駆動回路が死んでいるパターンです。当店ではまず、外部から目視で傷の有無を確認。その後、内部のコネクタを一旦外して再接続してみることで、断線か接触不良かを切り分けます。

コネクタの付け替えで症状が改善すれば接触不良。今回は改善しなかったため、パネル交換と判断しました。

新しいパネルに交換する際、Mate 10 Proの構造上の注意点があります。この機種は背面ガラスをヒーターで加熱して剥がす必要があり、温度管理が重要です。当店では専用のヒーターと吸着工具を使用し、フレームの変形を防ぎながら丁寧に開封します。作業時間はおよそ40分程度。交換後、タッチ感度と表示の均一性を確認し、問題なければお客様にお渡しします。なお、バッテリーやその他の部品に異常がないことも併せてチェックしています。2019年から運営している大阪・松屋町の店舗では、年間200件以上の同種修理に対応してきました。

有機ELのメリットは、応答速度が速く、消費電力が少ない点。しかしデメリットとして、焼き付きや衝撃に弱い、修理部品が高価という側面があります。特にMate 10 Proの場合、パネル単体での供給が少なく、アセンブリ交換が一般的です。当店では、交換部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れ等の使用上のトラブルは対象外)を付けています。

「こんなにきれいになるんですね」

お客様からは喜びの声をいただきました。修理後、設定やアプリの状態も維持されたまま、違和感なく使えるようになったとのこと。分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能(分解診断後・部品発注後は所定手数料が発生する場合があります)。料金は機種や症状によって異なりますので、まずはお問い合わせください。

有機EL搭載機種の修理は、知識と経験が必要です。当店では、Galaxy水没修理のご相談にも対応しています。また、他の修理メニュー修理ブログ一覧もご覧ください。同じ症状でお困りの方は、同じ症状の他事例も参考になります。さらに詳しい情報は関連する修理事例をご確認ください。

よくある質問

HUAWEI Mate 10 Proの画面割れ修理は可能ですか?

可能です。当店では液晶アセンブリ交換で対応しております。分解前のお見積もりは無料です。

修理時間はどれくらいですか?

機種や症状によりますが、おおむね30分〜1時間程度でお預かりしております。ただし、在庫状況や混雑により前後する場合があります。

データは消えますか?

画面交換修理では、ほとんどの場合データを保持したまま対応可能です。ただし、基板修理や水没などの重度故障時は事前バックアップをお勧めします。

保証はありますか?

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなどの使用上のトラブルは対象外)が付きます。

郵送での修理は可能ですか?

可能です。ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。