「iPhoneをトイレに落として水没した。乾燥剤の入った袋に入れて2日間乾かしたら動いたので安心していた。2週間後に充電しても反応しなくなり、修理に持ち込んだらバッテリーと充電口が腐食していた」という事例が当店に持ち込まれています。

先日、「iPhoneをトイレに落として水没した。ネットで見て乾燥剤と一緒にジップロックに入れて2日間乾かした。電源を入れると動いたので安心した。ところが2週間後から充電器を挿しても全く充電されなくなった。修理店で診断してもらうとバッテリーの端子と充電口が錆びて腐食しており、両方とも交換が必要だと言われた」という方がご来店されました。

ネットで部品を買って自分で交換し失敗したiPhoneが当店に持ち込まれますが、「乾燥剤で乾かして復活した」という安心感が後の深刻な症状の放置につながるケースも多いです。

乾燥剤で乾かすだけでは水没修理にならない理由

乾燥剤の「復活」はあくまで一時的です:

  • 乾燥剤は外側の水分を吸収するが、基板の隙間・端子の奥の水分は取り除けない
  • 水分が蒸発しても、水道水・海水に含まれるミネラルが基板上に残留し続ける
  • この残留ミネラルが通電を受けて電蝕(電気による腐食)を引き起こす
  • バッテリー端子・充電口の金属部分が錆びて2週間〜1ヶ月後に症状が出る

水没後に乾燥剤を使う場合の正しい位置づけ

  • 乾燥剤は「専門店に持ち込むまでの応急処置」に過ぎない
  • 乾燥剤で復活しても必ず専門店で全分解洗浄を受ける必要がある
  • 「動いているから大丈夫」と放置するほど腐食が進行して修理費用が増える
  • 乾燥剤より優先すべきは「電源を切った状態を維持する」こと

水没後に専門店が行う処置

  1. 全分解してすべての基板・コネクタを目視確認
  2. 専用洗浄液で基板上の水分・ミネラル残渣を除去
  3. 乾燥炉での完全乾燥(数時間)
  4. 腐食が進んでいる端子・パーツの交換
  5. 組み立て後の全機能動作確認

バッテリー腐食・充電口修理についてはバッテリー交換ページをご確認ください。水没修理の緊急対応はこちらまで。

よくある質問

Q. 乾燥剤で復活したiPhoneでもすぐに修理が必要ですか?
A. はい、腐食が進行中の可能性があります。できるだけ早く全分解洗浄を受けてください。
Q. 水没後に充電できなくなったiPhoneは修理できますか?
A. バッテリーと充電口の状態によりますが、対応しております。まずは診断にお持ちください。
Q. 水没修理にかかる時間はどのくらいですか?
A. 全分解洗浄・乾燥で2〜3時間かかります。当日対応を目指しております。
Q. 乾燥剤の代わりに米に入れると良いと聞きましたが効果はありますか?
A. 米には水分吸収効果はほとんどありません。乾燥剤(シリカゲル)を使い、早めに専門店へお持ちください。
Q. 水没後2週間経過しています。今から持ち込んでも修理できますか?
A. 腐食の状態によりますが、可能な範囲で修理いたします。まずは診断にお持ちください。

iPhone 水没・バッテリー修理のご相談は大阪・松屋町のスマエキへ。営業時間は10:00〜19:00(水曜定休)。お電話は06-7222-9216まで。

よくある質問

乾燥剤で復活したiPhoneでもすぐに修理が必要ですか?

はい、腐食が進行中の可能性があります。できるだけ早く全分解洗浄を受けてください。

水没後に充電できなくなったiPhoneは修理できますか?

バッテリーと充電口の状態によりますが、対応しております。まずは診断にお持ちください。

水没修理にかかる時間はどのくらいですか?

全分解洗浄・乾燥で2〜3時間かかります。当日対応を目指しております。

乾燥剤の代わりに米に入れると良いと聞きましたが効果はありますか?

米には水分吸収効果はほとんどありません。乾燥剤(シリカゲル)を使い、早めに専門店へお持ちください。

水没後2週間経過しています。今から持ち込んでも修理できますか?

腐食の状態によりますが、可能な範囲で修理いたします。まずは診断にお持ちください。