先日、Pixel 4を3年近く使い続けているというお客様(30代・会社員・大阪市内在住)にお話を伺いました。修理内容は、バッテリー膨張による背面パネル浮きの交換です。
「2ヶ月前くらいから、ケースを外すと背面がじわっと浮いてる感じがして。最初は気のせいかと思ったんですけど、どんどん隙間が広がってきて」
Q. どのタイミングで修理を決意されましたか?
「やっぱり、スマホが熱くなりやすくなったと感じたときですね。朝の通勤でポケットに入れてるだけでほんのり暖かくて。さすがに危ないかなと。実はネットで調べたら、膨張したまま放置すると最悪発火するって書いてあって、それで急いで来店しました」
当店では月に3〜4件、バッテリー膨張の修理が入ります。特に古い機種ほどリスクは高いですが、Pixel 4は2019年発売、ちょうど5年目ですから、バッテリーの劣化が進む時期ですね。
Q. 修理を決める前に、他の修理店や自分での交換も検討されましたか?
「最初は自分で交換できるパーツを探したんです。でも、膨張したバッテリーの取り外しって結構リスクがあるってYouTubeで見て。それに、もし失敗して基板まで壊したら元も子もないなと。それで専門店に任せようと思いました」
正直なところ、自分での交換は危険です。特に膨張したリチウムイオンバッテリーは、ピンセットでつついただけで発火する可能性があります。当店では専用の工具と手順で、安全に取り外し・廃棄を行います。
いざ作業開始。背面パネルを開けると、バッテリーは予想以上に膨らんでいて、基板を押し上げる状態でした。ふくらみは約2mm。
Q. 作業時間の目安はどのくらいでしたか?
「バッテリー交換自体は約30分で完了しましたが、膨張の影響で接着剤の除去に少し手間取り、全体で1時間弱でした。在庫と混雑状況によって前後するので、お伝えしているのはあくまで目安です」
交換後、お客様に動作確認をお願いすると、「すごくスッキリしました。熱も気にならなくなって、ポケットに入れても安心です」と笑顔に。
Q. 最後に、同じ症状で悩む方へのメッセージはありますか?
「放置はほぼ確実にダメだと思います。実は私、修理に出してから調べたんですけど、膨張したバッテリーは圧力で基板やディスプレイにもダメージを与えるらしい。早めに専門店に相談するのがいちばんですね」
店主からの一言──Tさん(仮名)の「放置はほとんどダメ」という言葉が印象的でした。バッテリー膨張は放置せず、気づいたら早めにご相談いただくのがベストです。当店では安全に交換し、大多数のケースでデータを保持したまま対応可能です。
修理後、Tさんは「もう2年はこれで戦える」と笑って帰られました。当店としても、日々の相棒を少しでも長く使っていただけるお手伝いができて嬉しく思います。ご来店の流れについてはご来店の流れをご覧ください。また、よくある質問や修理料金の目安も参考にどうぞ。その他、修理事例ギャラリーもぜひご覧ください。
よくある質問
バッテリー膨張の主な原因は何ですか?
経年劣化が最も多い原因です。特に3年以上使用した機種では、バッテリー内部の化学反応が不安定になり、ガスが発生して膨張することがあります。また、高温環境での使用や充電もリスクを高めます。
修理時間はどのくらいかかりますか?
バッテリー交換の場合、お預かり時間は約30分〜1時間が目安です。ただし、膨張の程度や在庫状況により前後する場合があります。事前にお問い合わせいただくとスムーズです。
修理後の保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)。
データは消えますか?
バッテリー交換では基板に触れないため、ほとんどのケースでデータは保持したまま対応可能です。ただし、基板修理や水没などの重度故障の場合は事前バックアップを推奨します。
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