取材にご協力いただいたお客様プロフィール

先日、当店スマエキ(大阪・松屋町)にお越しいただいたのは、大阪市浪速区在住の60歳男性のお客様。長年勤めた会社を退職されたのち、現在はウーバーイーツの配達員として大阪市内を自転車で走り回っておられます。お使いの端末は2017年に購入されたiPhone X──つまり6年目の相棒。配達アプリとGPSを朝から晩まで起動しっぱなしで、ついに「午後3時で電池0%」という限界点を迎え、当店までご相談に来られました。

ご本人のご了承をいただき、修理後のお引渡し時にお茶を一杯お出ししながら、配達員という新しいお仕事のリアル、そして6年連れ添ったiPhone Xへの想いをじっくり伺いました。今回はその一問一答を、ほぼ語り口そのままに掲載いたします。同じくバッテリー消耗にお困りの方、長年使った機種を手放せない方の参考になれば幸いです。

店主と配達員さんの一問一答

Q. 退職後にウーバー配達員を始められたきっかけは何だったのでしょうか。

A. 60歳で定年を迎えましてね、最初はのんびりするつもりでしたが、家にずっといると体がなまる。それで知人に「自転車で動く仕事はどうや」と勧められて始めたんです。今年で2年目になります。週に4日くらい、朝10時から夕方6時くらいまで配達しています。歩数計を見ると毎日2万歩を超える日もありますよ。

Q. iPhone Xを6年お使いとのことですが、購入された当時のことを覚えていらっしゃいますか。

A. ええ、よく覚えています。2017年の冬でしたね。それまでガラケーだった私が初めて持ったスマホがこれだったんです。ホームボタンが無いと聞いて、最初は戸惑いました。でも下からスワイプするだけで戻れるのが、慣れたら逆に楽でしてね。家内には「お父さん、また同じ機種使うてるん」と笑われますが、愛着が湧いてしまって買い替える気が起きないんです。

Q. 配達のお仕事で、スマホはどのように使っていらっしゃいますか。

A. 朝、家を出る前にウーバーのドライバーアプリを起動します。注文が入ると地図が表示されて、お店まで走り、商品を受け取って、お客様のお家までナビ通りに向かうという流れですね。GPSがずっと動いている状態。間に電話やメッセージのやり取りもありますし、配達の証拠写真を撮ることもあります。要するに、朝から晩までスマホを酷使しているんですよ。

Q. バッテリーの不調を最初に感じられたのは、いつ頃だったのでしょう。

A. 4年目を過ぎた頃から「あれ、減りが早いな」と思い始めました。ただ、その時は午後9時くらいまでは持っていたので、家に帰ってから充電すればよかった。本格的に困り始めたのは去年の夏。配達中、午後3時くらいで0%になってしまって。注文が入っているのにナビが消えて、お客様のお家がわからない。あの時は冷や汗が出ました。

Q. モバイルバッテリーは持ち歩いていらっしゃるのですか。

A. 持っています。ただ、自転車で走りながら充電するのが意外と難しいんですよ。コードが揺れて抜けたり、ポケットに入れていると重くて。それに、根本的に本体のバッテリーが弱っているので、モバイルバッテリーを繋いでも充電のスピードが追いつかない感じがしました。これではあかん、と思って息子に相談したら「どこかで交換してもらえるよ」と教えてくれたんです。

Q. 当店スマエキを知っていただいたきっかけを教えてください。

A. 浪速区から松屋町まで、自転車で20分くらいでしょうか。配達のエリアでよく走っていまして、道沿いに看板を見かけたことがあったんです。それでスマホで調べてみたら、修理ブログが結構出てきまして。同じような同じ症状の他事例が紹介されていて、これなら相談しやすいかなと。妻も「行ってみたら」と背中を押してくれました。

Q. 来店された時のご感想はいかがでしたか。

A. お店に入ったら、若いスタッフさんが「お父さん、何でお困りですか」と気さくに声をかけてくださって。私みたいな年寄りは、こういう機械系のお店ってちょっと敷居が高い気がするんですが、全然そんなことなかった。バッテリーの状態を見せてもらったら最大容量が72%まで落ちていまして、「これは交換時期ですね」と。お預かり時間はバッテリー交換で約30分目安と聞いて、近くのカフェで時間を潰して戻ってきました。

Q. 修理後、実際の使い心地はいかがでしょう。

A. 別物です。本当に。朝フル充電で出発して、午後6時の配達終わりまで30%以上残っているんですよ。これが正常な状態だったんやな、と6年ぶりに思い出しました。GPSもサクサク動きますし、信号待ちで地図を見ても画面の明るさが落ちません。経験上、配達の精神的な余裕が全然違いますね。「電池切れたらどうしよう」という不安が消えました。

Q. iPhone Xを買い替えるという選択肢はなかったのでしょうか。

A. 息子からは「もう新しいの買ったら」と何度も言われています。確かに最新機種は性能も上でしょう。でもね、6年も毎日触っていると、ボタンの位置とか画面の指の運びが体に染み付いているんです。それを覚え直すのが面倒というのもありますし、何より愛着ですわ。配達中に風雨にさらされても踏ん張ってくれた相棒ですから。バッテリーさえ元気なら、まだまだ現役で行けると思っています。

Q. 同年代の方、特に新しくスマホ仕事を始められる方にアドバイスはありますか。

A. 大したことは言えませんが、二つだけ。一つは、「バッテリーは消耗品」と割り切ること。私は最初、ずっと使えるものだと思い込んでいました。スマホの設定画面でバッテリー最大容量を月に1回確認する癖をつけると、調子がわかります。もう一つは、「困ったら専門のお店に持って行く」こと。自分で部品を買って分解するのは、私の世代には荷が重いです。大阪・松屋町スマエキのような専門店に頼むほうが結果的に安心です。

Q. 最後に、これからのお仕事の目標を教えてください。

A. 健康な限りは、配達を続けたいですね。70歳まではなんとか走りたい。お客様から「ありがとう」と言われると、定年後の人生にこんな喜びがあったんかと驚きます。そのためにも、相棒のiPhone Xには元気でいてもらわないと。次にバッテリーが弱ったら、また松屋町に来ますよ。今度は妻も連れて。

iPhone X battery 修理事例

取材を終えて──店主から

当店では2019年の創業以来、月に20件以上のiPhone Xバッテリー交換を承ってまいりました。中でも今回のお客様のように「6年使い込んだ機種を手放したくない」という方は年々増えている印象です。GPS常用の配達系お仕事の方、長時間カーナビ代わりに使う営業職の方、動画視聴を楽しまれるシニア世代の方──ライフスタイルによって電池の減り方は本当に様々となります。

ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能ですが、基板修理や水没など重度故障の場合は事前バックアップを推奨しております。料金は機種・症状によって異なりますので、修理料金の目安をご確認のうえ、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。

iPad画面割れの修理を検討中の方はiPad画面割れ修理の流れもご参照ください。他にも様々な機種の事例を修理ブログ一覧に掲載しております。交換した部品に対しては3ヶ月の動作保証を付けております(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)。修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。

営業時間は10:00〜19:00、水曜定休。来店修理はもちろん、遠方の方には配送修理にも対応しております。今回の取材にご協力いただいたお客様、本当にありがとうございました。これからも安全運転で、配達がんばってください。

よくある質問

6年使ったiPhone Xでもバッテリー交換できますか。

はい、当店では2017年発売のiPhone Xも継続的に対応しております。機種・在庫状況によっては当日返却可能なケースもありますので、お問い合わせフォームよりご相談ください。

GPSや配達アプリを常用するとバッテリーは早く劣化しますか。

経験上、GPS・地図アプリ・カメラを毎日長時間使う方は、一般的な使い方より電池の減り(最大容量低下)が早い傾向にあります。月に1回、設定画面でバッテリー最大容量を確認することをおすすめいたします。

修理中に予備機を借りることはできますか。

申し訳ございませんが、当店では貸出機のご用意はございません。お預かり時間はバッテリー交換で約30分目安(在庫・混雑により前後)ですので、お近くで時間を潰していただくお客様が多くいらっしゃいます。

浪速区から松屋町までどのくらいで行けますか。

自転車で15〜20分目安、地下鉄をご利用の場合は松屋町駅から徒歩数分です。配送修理にも対応しておりますので、ご来店が難しい方はお問い合わせフォームよりご相談ください。

交換後のバッテリーには保証はありますか。

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証を付けております(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)。