先日、ネットで部品を買って自分で画面交換を試みたiPhone 6が当店に持ち込まれました。お客様は「割れた画面を直そうとしたけど、タッチが効かなくなった」とお困りの様子。実はこういったケース、月に3〜4件はあります。
自分修理の失敗 — 何が起きたのか
お話を伺うと、部品はAmazonで購入した格安液晶、2000円ほどだったそうです。届いた画面を見て「純正と比べて色味が違うな」と思いながらも交換作業を開始。しかし、ホームボタンのケーブルを引きちぎってしまい、さらに新しい液晶を繋いでも画面が真っ暗に。お客様は「配線を間違えたかもしれない」とおっしゃいました。

当店で確認したところ、ホームボタンケーブル断線+液晶コネクタ破損。自分修理でよくある二重トラブルです。
実はこのお客様、以前にも別の端末でバッテリー交換を自分でやったことがあるそうで、その時は成功したとのこと。しかしiPhone 6の画面修理は、固定用ネジの長さがバラバラだったり、ケーブルが非常に繊細だったりと、初めての方にはハードルが高い作業なんですよね。
被害の詳細 — 割れだけじゃなかった
持ち込まれたiPhone 6を診断すると、ガラス面のひび割れは当初のままでしたが、内部では以下の被害が確認されました。
- ホームボタンケーブル断線(ペアリング維持されていて幸運)
- 液晶コネクタ破損(基板側は無事)
- バッテリーコネクタ付近の小さなネジ紛失
全部自分修理に起因する二次被害。特にホームボタンのケーブルは薄くて千切れやすく、作業前に注意喚起したいポイントです。基板までダメージが及んでいなかったのが幸いでした。
修理料金の目安は機種・症状によりますが、このケースでは部品代と作業費を含め、明瞭な見積もりをお伝えしました。
修理での回復 — 30分で復活
分解診断の結果、基板は無事と判断。アセンブリ交換+ホームボタン移植で対応しました。お預かり時間は約30分(在庫・混雑により前後)。
作業工程:
- 破損した液晶を取り外し
- お客様のホームボタンを丁寧に移植(指紋認証維持)
- 新しい液晶アセンブリに交換
- 各種コネクタ確認、動作テスト
仕上がりは、ホームボタンも正常動作、Touch IDも使える状態に。お客様は「もう触らない方がいいですね」と苦笑いされていました。
当店では、ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能(基板修理・水没等の重度故障は事前バックアップ推奨)。
教訓 — 自分修理を検討中の方へ
今回のケースのように、ネットで調べて簡単そうに見えても、実際の修理では細かな技術と専用工具が必要です。特にiPhone 6は発売から年数が経ち、部品の品質もピンキリ。格安部品を使うと画質やタッチ感度に影響が出ることも。
当店では、お見積もりのお問い合わせを随時受け付けています。分解前のお見積もりは無料、キャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。
また、修理後の保証として、交換部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)。当店は大阪・松屋町(関連する修理事例多数)で2019年から営業しており、来店修理と配送修理(郵送)に対応しています。
自分修理を試みる前に、一度プロに相談するのも手です。修理ブログ一覧で他の事例もご確認ください。
よくある質問
自分で修理に失敗した端末でも修理可能ですか?
可能です。ただし、二次被害の程度によっては部品代がかさむ場合があります。まずは無料お見積もりをご利用ください。
修理時間はどのくらいですか?
画面割れ修理の場合、お預かり時間は約30分を目安としていますが、在庫状況や混雑により変動します。
郵送での修理は可能ですか?
可能です。特商法に基づく表記ページをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
画面を割ったまま使い続けるとどうなりますか?
ガラス片が内部に入り込んで基板を傷つけるリスクがあります。また、タッチ感度が不安定になることも。早めの修理をおすすめします。