先日来店されたお客様の話です。iPhone 13 Pro を自分で充電口交換しようとして、見事に失敗。「ネットで部品買って、動画見ながらやればできるかなと思ったんです」とのこと。結局、充電ケーブルを挿しても反応なし。それどころか、通話もスピーカーもおかしくなってしまった。

実は当店、月に3-4件はこうしたDIY失敗の持ち込みがあります。特にiPhoneのドックコネクター(充電口)は、単なる充電端子ではなく、マイクやスピーカー、イヤホンジャック(一部機種)の信号も中継する重要なパーツ。自分で分解すると、細いケーブルを傷つけたり、コネクタを曲げてしまうケースが多い。

⚠️ 自分で分解すると、内部の基板やコネクタを傷つけるリスクが高まります。保証もなくなり、修理費用が増える可能性も。

自分で直そうとしたら…

お客様は、ネットで購入したドックコネクター(価格は数百円から数千円)を、動画を見ながら交換。ところが、元のコネクターを外す際に、基板側のランド(接点)をはがしてしまった。結果、新しい部品を取り付けても充電できず。さらに、内部でショートしたのか、バッテリーの消耗が早くなった。

正直なところ、こうしたケースは珍しくありません。特にiPhone 12以降は防水シールが強力で、こじ開けようとして内部を傷める人が多い。

その結果、起きたこと

充電不可だけでなく、通話時に相手の声が聞こえにくい、スピーカーから音が出ないといった症状が追加。ドックコネクターは、マイクとスピーカーの経路も担っているため、交換失敗で複数の機能が連鎖的にダウン。当店の診断では、バッテリー自体は正常でしたが、ドックコネクター周辺の回路にダメージが及んでいました。

「まさかこんなに影響があるとは思わなかった」とお客様。やはり、内部の構造を理解せずに手を出すのは危険です。

プロの修理で回復

当店では、基板の損傷を確認し、ドックコネクター交換に加えて、破損したパターンを修正。結果、約45分で充電・通話・スピーカーすべて正常に戻りました。データは一切消えず、そのままご使用いただけました。

交換した部品には同機種の他症状の修理事例と同様の3ヶ月動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約をご確認ください)が付いています。

修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。

今後のために知っておきたいこと

当店は大阪・松屋町に店舗を構え、2019年から修理専門でやってきました。来店修理のほか、郵送での修理も受け付けております。配送をご希望の方は配送修理のご案内をご参照ください。

料金は機種や症状によって異なります。まずはお見積もりのお問い合わせからご連絡ください。営業時間は10:00〜19:00、水曜定休。お電話での受付は行っておりませんので、フォームからお願いします。

その他、当店の修理ブログ一覧大阪・松屋町スマエキの情報もぜひご覧ください。

よくある質問

iPhoneの充電ができない原因は?

最も多いのはドックコネクターの故障ですが、バッテリーや基板の問題も考えられます。当店では無料でお見積もりいたしますので、お気軽にご連絡ください。

自分で修理できますか?

技術と専用工具が必要です。失敗すると基板損傷などで修理費用が高くなる可能性があります。当店のような専門業者に依頼することをおすすめします。

修理にかかる時間は?

ドックコネクター交換の場合、約30分〜1時間が目安です。在庫状況や混雑状況により前後します。

データは消えますか?

ほとんどの場合、データは保持したまま修理可能です。ただし、基板修理や水没など重度の故障ではバックアップ推奨です。