自分で画面交換したら白い縦線が…
先日、お客様がiPhone XSをお持ちになりました。画面右下にヒビが入った程度で、タッチも表示もほぼ正常だったそうです。「ネットで部品を買って自分で直そうとしたんですが…」と少し気まずそうな表情。

お話を伺うと、Amazonで2000円ほどの液晶パネルを購入し、YouTubeの動画を見ながら交換に挑戦したとのこと。ところが、交換後に電源を入れると画面全体に白い縦線が何本も現れてしまったそうです。
実はこのパターン、月に3-4件は持ち込まれます。特にiPhone XS以降の有機ELモデルでは、基板との接続が非常にデリケート。コネクタの位置が少しでもずれると、線が出たりタッチが効かなくなったりします。
【注意】市販の互換液晶の中には品質が不安定なものもあります。また、分解時に静電気やホコリが入ると、修理後も不具合が残るケースが少なくありません。
縦線が増えてタッチも不安定に
お客様の端末を確認すると、白い縦線は時間とともに少しずつ増えている状態。タッチパネルの一部が反応しなくなっており、ロック解除すらままならないほどでした。
原因は、非純正の液晶パネル自体の不良に加え、コネクタの接触不良が重なっているようでした。さらに、分解時に裏面のシールドプレートを傷つけてしまったのか、アンテナの受信感度も低下していました。
正直なところ、ここまで症状が進行すると、単純に液晶を付け替えても直らないケースがあります。基板レベルで故障が進んでいる可能性も。今回は幸い、基板までは被害が及んでいませんでしたが。
当店で修理したら元通りに回復
当店では、まず純正相当の高品質な液晶パネルを用意。分解後、基板の異常がないかチェックし、コネクタを専用工具で丁寧に再接続しました。
約45分で作業完了。電源を入れると、白い縦線はほとんど消え、タッチもスムーズに動作。お客様は「自分でやらなければよかった…」と苦笑いされていました。
修理後は技術基準適合確認のうえお引渡し。当店では同機種の他症状の修理事例も多数ございますので、参考にご覧ください。
なお、iPhoneのバッテリー交換についてもバッテリー関連の注意点をまとめています。
教訓:画面修理はプロにお任せを
この事例から言えるのは、iPhone XSの画面修理は、裏面の剥がし方やコネクタの取り外し方にコツが必要だということ。特に有機ELディスプレイは静電気に弱く、素人の作業では思わぬトラブルが起きやすいです。
「ちょっとくらい自分で…」と思うかもしれませんが、失敗すると端末そのものが使えなくなるリスクがあります。当店では月に5件以上、そうしたセルフ修理失敗後の端末が持ち込まれます。
もし画面割れでお困りなら、一度関連する修理事例をご覧いただくか、他の修理メニューからお問い合わせください。大阪・松屋町の店舗(営業時間10:00〜19:00、水曜定休)では、来店修理と配送修理の両方に対応しています。
よくある質問
iPhone XSの画面修理にかかる時間の目安は?
当店では約30分〜1時間程度で作業可能です(在庫状況や混雑状況により前後します)。お預かり修理も承っています。
修理後にデータは残りますか?
画面交換のみであれば、データはそのまま保持されます。ただし基板修理や水没など重度の故障は事前バックアップをお勧めします。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなどのユーザー過失は対象外、詳細は保証規約をご確認ください)。
郵送での修理は可能ですか?
可能です。配送修理の場合は、特商法に基づく表記ページをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。