先日、ネットで購入した画面パーツを使って自分で交換しようとしたiPhone 12が当店に持ち込まれました。お客様は「説明動画通りにやったのに、画面がつかなくなった」とおっしゃっていました。実際に端末を見てみると、液晶は破損していないものの、コネクタの固定が甘く、さらにその過程でフレキケーブルに傷が入っていました。月に3-4件はこのようなDIY失敗の修理依頼があります。

正直なところ、自分で修理しようとすると、思わぬところでトラブルが起きることが多いです。特にiPhoneの内部は精密で、少しの力加減で部品を傷つけてしまいます。当店の修理事例ギャラリーもご覧ください。
画面割れの隠れたリスク:内部の損傷
このお客様の場合、画面がつかないだけでなく、タッチセンサーの一部も反応しなくなっていました。実は、画面割れそのものよりも、割れたガラス片が内部に入り込んで他の部品を傷つけるリスクがあります。当店では、分解して内部を確認し、破片がないかチェックします。このケースでは、バッテリーにも軽度のへこみが見つかりました。詳しくはiPhoneのバッテリー交換についてのページをご参照ください。
自分で修理する場合、割れたガラスに触れるとケガのリスクもあります。軍手をしていても、ガラス片が刺さることがあるので注意が必要です。
また、iPad画面割れ修理の流れと共通する部分もありますが、iPhoneの方が部品点数が多いため、より慎重な作業が求められます。
修理での回復:当店での作業と結果
まず、損傷したフレキケーブルとタッチセンサーを交換し、液晶アセンブリを新しいものに交換しました。バッテリーのへこみは程度が軽かったため、このまま使用可能と判断しました。作業時間は約40分。お客様は「思ったより早い」と驚かれました。当店では、交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。
修理後は、技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。また、ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能ですが、基板修理や水没等の重度故障の場合は事前のバックアップをおすすめします。同じ症状の他事例もあわせてご覧ください。
同じ失敗を繰り返さないために
今回の事例から得られる教訓は、専門知識と適切な工具がないと、簡単な修理でもリスクが伴うということです。ネットの情報だけでは不十分なケースも多いです。もし画面が割れてしまったら、無理に自分で直そうとせず、プロに任せるのも一つの選択肢です。
当店では、分解前のお見積もりは無料で、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。大阪・松屋町の店舗までお気軽にご来店ください。営業時間は10:00〜19:00、水曜定休です。遠方の方は配送修理(郵送)も受け付けています。関連する修理事例では、他の機種の事例も紹介しています。
修理をご検討の方は、ご来店の流れをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
よくある質問
画面が割れたままでも修理できますか?
ほとんどの場合可能です。ただし、タッチが効かない場合やガラス片が内部に入っていると追加作業が必要になることがあります。
自分で修理して失敗した端末でも修理可能ですか?
可能ですが、損傷状況によっては追加部品が必要になる場合があります。一度ご相談ください。
修理時間はどのくらいですか?
画面修理のみの場合、お預かり時間の目安は約30分~1時間程度です。機種や症状により前後します。
データは消えますか?
画面交換のみであればデータは保持したまま対応可能です。ただし、基板修理などが絡む場合はバックアップをおすすめします。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)。