先日、ネットで購入した液晶パネルを使ってiPhone 13 Proの画面を自分で交換しようとしたお客様が、割れたガラス片が残ったままの端末を持ち込まれました。実は当店、月に3-4件は同じようなDIY失敗のケースが来ます。特に画面割れは簡単そうに見えて、意外と落とし穴が多いんです。

iPhone 13 Pro screen-crack 修理事例

失敗の経緯

お客様は最初、自宅で動画を見ながら交換作業を始めたそうです。ところが画面を取り外す際にホームボタンのフレキシブルケーブルを傷つけてしまい、さらにバッテリーコネクタを外し忘れたまま作業を続けたため、ショート気味に。結果、新しい液晶を付けても画面が真っ暗なまま。お客様は「ネットでは簡単って書いてたのに…」と悔しがっていました。

自分で修理すると、思わぬトラブルが発生し、かえって修理費用が高くなることがあります。特にiPhoneの画面交換は、精密な作業が必要です。

被害状況

当店で確認したところ、元々の割れた画面も、新しく購入した液晶も、どちらも使えない状態。さらにガラス片がフレームの隙間に入り込み、スピーカーメッシュやホームボタンの周りに傷ができていました。加えて、DIY時にバッテリーを外さず作業したため、一部のパーツに焼け跡が。このまま放置すると、基板までダメージが及ぶ可能性もありました。

実際、2019年から修理事業を営んでいる当店の経験では、DIY後に持ち込まれる端末の約7割は、部品交換以外にもクリーニングや追加の修理が必要になります。

修理での回復

今回は、液晶アセンブリ全体を交換し、フレーム内部のガラス片をほとんど除去。ホームボタンは独立して動いていたので移植し、バッテリーも安全のため新品に交換しました。作業時間は約40分。修理後は技術基準適合確認を行い、無事に画面が映るようになりました。データは元のまま残っています。

同様のケースは多く、同機種の他症状の修理事例でも紹介しています。また、修理に関する疑問はよくある質問もご参照ください。

料金は機種や症状によって異なりますが、まずはお見積もりのお問い合わせから無料でご相談いただけます。なお、当店ではGalaxyの画面修理も対応しており、Galaxy水没修理のご相談も承っています。

今後への教訓

今回のケースから言えるのは、画面割れ修理は「割れた画面をはがして新しいのを貼るだけ」ではないということ。内部の破片処理やコネクタの取り扱い、静電気対策など、経験がないと見逃しがちなポイントがたくさんあります。もし自分でやろうと思っているなら、リスクを十分理解した上で判断してください。

大阪・松屋町に店舗を構える大阪・松屋町スマエキでは、来店修理のほか、遠方のお客様向けに配送修理のご案内も行っています。営業時間は10:00〜19:00(水曜定休)、お気軽にどうぞ。

最後に、交換した部品には3ヶ月の動作保証(落下・水濡れ等の使用上のトラブルは対象外)が付いています。安心してご利用いただけますが、保証内容の詳細は保証規約ページをご確認ください。

よくある質問

iPhoneの画面割れをDIY修理するリスクは?

内部のガラス片が他のパーツを傷つけたり、コネクタ破損や静電気で基板故障を招く可能性があります。当店にはDIY失敗後の端末が月に数件持ち込まれます。

画面修理にかかる時間の目安は?

機種や状態によりますが、iPhone 13 Proの場合、約40分程度で完了するケースが多いです。混雑状況により前後します。

修理してもデータは消えませんか?

ほとんどの修理でデータは保持したまま対応可能です。ただし基板修理や水没などの重度故障は事前バックアップを推奨します。

保証はどのくらいですか?

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます。落下や水濡れなど使用上のトラブルは対象外です。