先日来店されたお客様のiPhone、朝の駅でうっかり落下。画面右下から斜めに広がる、よくある衝撃割れのパターンでした。「電源は入るけどタッチが効かない部分がある」とのこと。当店では月に5-6件はこのパターンで持ち込まれます。
iPhoneの画面割れは、強化ガラスが局所的な衝撃で応力集中し、クラックが放射状に広がる現象です。特にiPhone 13 Pro以降のセラミックシールドは硬度が高い反面、割れた際に細かい破片が飛散しやすく、内部へのダメージリスクが増します。実際、2019年からの修理実績で、割れたまま使用した端末の約30%にタッチパネル不具合やバッテリー変形が確認されています。
破片が内部に入り込むと、基板ショートの可能性も。
このため、割れの程度に関わらず早期の対応が推奨されます。
修理方法は主に2種類。液晶アセンブリごと交換する方法と、ガラスのみを剥がして貼り直す方法。後者は技術的に難易度が高く、専用の真空ラミネーターやUV硬化機が必要です。当店では、タッチが正常な場合はアセンブリ交換(所要時間約40分、在庫があれば即日)、タッチ不良の場合は精密なガラス研磨と貼り直し(1時間半〜)を提案しています。いずれもデータは保持したまま対応可能ですが、重度の基板修理や水没の場合は事前バックアップを推奨します。お預かりの際は、Galaxy水没修理のご相談と同様に、分解前のお見積もりを無料で実施。見積もり後のキャンセルも可能です(部品発注後は手数料が発生)。

実は今日も、画面割れのまま3ヶ月放置したiPhone 12が持ち込まれました。タッチは効くものの、割れ目からホコリが侵入し、液晶にドット抜けが発生。修理可能でしたが、ガラス片除去に追加時間がかかりました。同じ症状の他事例でも同様のケースが複数報告されています。
割れた画面に保護フィルムを貼って応急処置する方もいますが、衝撃が内部に逃げるため逆効果なことも。
最終的に、割れの規模やタッチ状態を総合判断し、ぴったりの方法を選びます。当店では、修理ブログ一覧で他機種の事例も公開。同機種の他症状の修理事例や、配送修理のご案内もご参照ください。大阪・松屋町(住吉6-26)にて、分解前のお見積もりから承ります。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
よくある質問
画面割れのまま使うとどうなりますか?
割れ目からホコリや湿気が侵入し、液晶のドット抜けやタッチ不具合が進行。最悪の場合、バッテリー膨張や基板ショートを誘発する可能性があります。
修理時間の目安は?
アセンブリ交換で約40分(在庫・混雑により前後)、ガラス貼り直しで1時間半以上。機種や症状によって異なります。
データは消えますか?
ほとんどの修理でデータは保持されます。ただし基板修理や水没の場合はバックアップ推奨。事前にお問い合わせください。
修理後の保証は?
交換部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)。