iPhone の画面割れは、落下時の衝撃でガラスが破損する典型的な故障。当店には月に15件前後、この症状で来店される方がいらっしゃいます。

「電源は入るけどタッチできない」「ヒビが入っただけ」— 実は症状によって修理方針が変わります。まずは液晶パネル内部の構造を理解する必要があります。

iPhone の画面は3層構造。表面ガラス、タッチセンサー、液晶ディスプレイが一体化されています。

衝撃が加わると、まず表面ガラスが割れます。多くの場合、この段階ではタッチと表示は生きています。しかし、衝撃が強いとタッチセンサーや液晶まで損傷します。当店の統計では、ガラスのみ割れたケースが約6割、タッチ不良を伴うケースが3割、全面表示不良が1割。診断時はバックライトの状態も確認します。なぜなら、バックライトが正常なら液晶ユニット交換で済むからです。2019年の開業以来、この判断が修理時間を左右するポイントだと認識しています。

修理方法は主に2つ。

1つ目は液晶アセンブリ交換。割れたガラスと液晶ユニットをまとめて交換します。当店ではこの方法が9割。所要時間は機種によりますが、約30〜50分目安(在庫がある場合)。2つ目はガラスのみの張り替え(ガラスリペア)。これは専門設備が必要で、当店では基板修理と併せて対応可能なケースがあります。ただし、ガラスリペアは強度がやや落ちるため、アセンブリ交換を推奨しています。

修理料金の目安は機種・症状により異なります。事前にご連絡いただければ、概算をお伝えできます。

修理にあたっての注意点をいくつか。まず、割れたまま放置するとガラス片が内部に入り込み、基板を傷めるリスクがあります。また、防水性能は交換後も元には戻りません(構造上)。当店では交換部品に対し3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能(分解診断・部品発注後は手数料が発生する場合があります)。

先日も、iPhone 13 Pro でタッチが効かないお客様が来店。診断の結果、液晶アセンブリ交換で対応、約40分でお引渡し。こうした事例はよくあります。

修理を検討中の方は、お見積もりのお問い合わせフォームからご連絡ください。大阪・松屋町の店舗では来店修理と配送修理(郵送可)の両方に対応しています。

配送をご希望の方は、配送修理のご案内をご参照ください。特商法に基づく表記もそちらに記載しています。

よくある質問修理ブログ一覧もお役立てください。

まとめにかえて

iPhone 画面割れは構造上不可避の現象ですが、修理の選択肢は複数あります。液晶割れかタッチ割れかでおすすめの方法が異なり、当店では経験とデータに基づいて判断します。同じ症状で気になる方は分解前のお見積もりからご相談を。

よくある質問

画面が割れたままでも修理できますか?

ほとんどの場合可能です。タッチが効く場合は液晶アセンブリ交換のみで対応できます。効かない場合も外部入力で診断可能ですが、ガラス片の混入があると時間がかかることがあります。

修理時間はどれくらいですか?

機種・症状によりますが、液晶アセンブリ交換で約30~50分目安(在庫・混雑により前後)。ガラスのみの張り替えは1時間以上かかる場合があります。

データは消えますか?

ほとんどの修理でデータは保持したまま対応可能です。ただし基板修理・水没等の重度故障は事前バックアップを推奨します。

保証はありますか?

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)を付けています。詳細は保証規約ページをご確認ください。