先日、ネットで部品を買って自分で交換し失敗したiPhone Xが当店に持ち込まれました。

お客様はオンラインで購入した互換バッテリーを自分で取り付けようとしたとのこと。ところが、バッテリーコネクタを外す際に金属製の工具で基板を傷つけ、さらにバッテリーフレックスケーブルを無理に引っ張って断線させてしまったそうです。交換後は電源すら入らなくなってしまい、慌てて当店へ。ネットの交換手順動画だけを見て、実際の工具の精度や静電気対策の重要性を知らなかったとのこと。当店には月に3〜4件、同様のDIYトラブルが持ち込まれますが、このケースは特に深刻でした。
基板の損傷が疑われました。
実際に開けてみると、バッテリーコネクタ付近の小さなチップに傷が入っていました。また、バッテリー自体も膨張しかけており、取り外し時に無理な力が加わったことが原因と推測されます。画面を外した状態では、内部に指紋やホコリが付着しており、作業環境も決して清潔とは言えなかったようです。このままではバッテリー交換だけでは復旧しません。
修理は二段階で進めました。まず、基板の損傷箇所を確認し、マイクロソルダリングでチップ周辺の回路を修復。その後、純正相当の品質保証されたバッテリーに交換。部品交換後は技術基準適合確認を行い、問題なく起動することを確認しました。お客様には、交換したバッテリーに対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)をお付けしています。修理時間は約40分。分解前のお見積もりは無料で、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。詳しくは ご来店の流れ をご覧ください。
修理後はお客様も満足されました。
「もう自分では触らない」と苦笑いされていました。当店では、バッテリー交換依頼の約2割がDIY後のトラブルです。特にiPhone Xはバッテリーが膨張しやすい機種で、無理な作業でさらにリスクを高めてしまいます。
今回の事例から、DIYを諦めるべき3つのポイントをお伝えします。1つ目は工具の精度。一般の精密ドライバーではネジ山を潰すリスクが高く、専用のトルク管理工具が必要です。2つ目は静電気対策。冬場の乾燥した部屋での作業は基板を破壊する恐れがあります。3つ目は認証付き部品の調達難易度。純正相当品でも、正規ルートでないと品質が安定せず、不具合の原因になります。これらをクリアできないなら、プロに任せるのが結局は近道です。当店では 修理料金の目安 を公開していますので、まずはご相談ください。修理後の安定動作を考えると、リスクを取るより安心できます。
よくある質問
iPhone Xのバッテリー交換は自分でできますか?
技術と専用工具があれば可能ですが、失敗すると基板損傷や発火のリスクがあります。当店にはDIYに失敗した端末が月に数件持ち込まれます。
DIY後に電源が入らなくなりました。修理可能ですか?
可能なケースが多いです。基板の損傷状況によりますが、当店ではマイクロソルダリングによる回路修復も対応しています。まずはお気軽に <a href="https://www.sumaeki.com/sumaho/show-5012.html">お見積もりのお問い合わせ</a> ください。
バッテリー交換の保証はありますか?
交換したバッテリーに対して3ヶ月の動作保証をお付けしています(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご参照ください)。