先日、ネットで部品を買って自分で交換し失敗したiPhone 6が当店に持ち込まれました。お客様は「YouTubeで見た通りにやったのに」と落胆気味。確かに動画では簡単そうに見えますが、実際の修理では細かな注意点がいくつも潜んでいます。特にiPhone 6はコネクタが繊細で、少しの力加減で破損するリスクが。

持ち込まれた端末を診断すると、液晶に無数の線が入り、タッチも全く効かない状態。お客様が購入した互換液晶は純正品と端子形状が微妙に異なり、無理に差し込んだことでコネクタ周辺の基板パターンが剥がれていました。さらに静電気対策を怠ったため、バックライトICが故障し、画面は薄暗いまま。これではプロでも簡単には直せません。正直なところ、この手の症例は月に3〜4件は来ます。共通しているのは「工具セットが安物」「部品が非認証」「作業環境が埃っぽい」という3点です。

iPhone 6 screen-crack 修理事例
※注意:自分での修理は、思わぬ二次故障を招くことがあります。特に静電気対策やコネクタの取り扱いには専門知識が必要です。

そもそも修理を始める前に、なぜこんなに複雑なのか。

iPhone 6の画面交換は、5分で終わると言う人もいますが、それは経験者の場合。初心者がやると、トライボルツの破損や液晶割れ、ホームボタンのケーブル断線など、トラブルのオンパレードになります。ましてや認証されていない部品を使うと、色味がおかしいだけでなく、設定がリセットされるなどの問題も。

当店では、まず破損状況を詳しく確認。基板のパターン断線はマイクロはんだで修復し、バックライトICと液晶アセンブリを純正相当品に交換。作業時間は約40分で、お客様にはその日のうちにお渡しできました。復活した画面を見て「自分でやらなければよかったです…」と苦笑い。確かに、部品代は数千円で済んでも、後始末に数万円かかるケースは少なくありません。実際、当店の修理保証(交換部品に対して3ヶ月、落下・水濡れは対象外)も、DIY後に持ち込まれた端末は適用外となる場合がほとんどです。

修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。詳しくは修理保証についてをご参照ください。

今回の修理でかかった費用は、機種と症状によって異なります。お見積もりは無料ですので、まずは同じ症状の他事例をご覧いただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください(電話でのご案内は行っておりません)。

教訓として、自分で修理を試みる前に3つのポイントを押さえておきましょう。

よくある質問

画面割れの修理時間はどのくらいですか?

機種や症状によりますが、当店ではお預かりから約30分〜1時間程度の目安です(在庫状況により変動)。お急ぎの場合は事前にお問い合わせください。

自分で修理して失敗した端末も修理可能ですか?

多くのケースで対応可能です。ただし、基板損傷や部品欠品など状況により修理できない場合もあります。無料診断で判断いたします。

修理の保証はありますか?

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)。

料金はいくらですか?

機種・症状によって異なります。お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください(電話でのお問い合わせは受け付けておりません)。