先日、お客様がお持ちになったiPhoneを見て、正直ちょっと息をのみました。プールサイドで落としたらしく、電源は入るものの画面が白いまま。お客様は「すぐにドライヤーで乾かしたんです」とおっしゃいました。

iPhone 13 Pro water-damage 修理事例

実は当店、月に3〜4件はこのパターンで来店があります。特に夏場、海やプールのシーズンが終わった後の9月、10月に集中します。

「ドライヤーの熱で内部の水分が蒸発すると思って…でも逆に基板にダメージが広がったみたいです」

iPhone 7以降は耐水性がありますが、Appleも公表している通り経年劣化で性能は低下します。ましてやプールの水は塩素や成分を含みます。このお客様の機種はiPhone 13 Pro、購入から1年半経っていました。耐水性能はあまり過信できません。

自分でやろうとした結果、被害が拡大

お客様はネットで「水没したら米に漬ける」という方法も試したそうです。ところが、米の粉が内部に入り込み、さらに電源を入れたことでショートが進行していました。

実際、当店に届いた時点でインカメラやスピーカーが反応せず、バッテリー膨張の兆候も見られました。初期の水没なら乾燥だけでも回復するケースはありますが、この状態だと基板修理が必要です。目安として、水没後24時間以内に正しい処置をしないと、ダメージが深まります。

お客様は「もっと早く来ればよかった」とおっしゃっていました。まさにその通り。自分でできる範囲には限界があります。

プロの修理で回復、データも無事

当店での修理内容は、基板の腐食部分をクリーニングし、一部のコンデンサを交換。その後、バッテリーも膨張していたので交換しました。2019年から修理を始めた当店では、水没修理の経験は豊富です。同機種の他症状の修理事例もご覧いただけます。同機種の他症状の修理事例

結果的にほとんどのデータは保持したまま修理できました。ただし、重度の水没では基板全体の交換が必要になるケースもあるため、事前のバックアップを推奨しています。修理後は、交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下や水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。

お客様は3日後にお受け取りになり、「使えるようになってよかった」と喜んでくださいました。正直なところ、あと1日遅れていたら基板全体がダメになっていたかもしれません。

今回の教訓 – 水没直後の正しい対処

今回のケースから言えることは、水没したら電源を切って、ほとんどの場合ドライヤーや米を使わないこと。タオルで表面の水分を拭き取り、すぐに修理店に相談するのがベストです。当店ではお見積もりは無料で、分解前ならキャンセルも可能です(分解後は手数料が発生する場合があります)。

特に大阪・松屋町エリアにお住まいの方は、当店までお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。また、遠方の方は配送修理(郵送)にも対応しています。詳しくは当店のGalaxy水没修理のご相談ページもご参照ください。

修理料金の目安については、機種や症状によって異なります。修理料金の目安もご確認の上、まずはご相談ください。当店の他の修理メニューも用意しています。

「最初からプロに頼めばよかった」という声、よく聞きます。もう遅いかもしれませんが、その言葉を聞くたびに、もっと早く知ってほしいなと思います。

よくある質問

水没後、自分でドライヤーで乾かしてもいいですか?

推奨しません。熱風で内部の水分が蒸発するどころか、基板に熱ダメージを与え、腐食を促進します。電源を切り、タオルで拭いてすぐに修理店へご相談ください。

水没して電源が入らない場合、修理は可能ですか?

多くのケースで修理可能です。ただし、内部の腐食具合によっては基板全体の交換が必要になることもあります。当店ではまず無料お見積もりで状態を確認します。

水没修理の保証はありますか?

交換した部品に対して3ヶ月の動作保証を付けています。ただし、落下や水濡れなどお客様の使用によるトラブルは対象外です。詳細は保証規約ページをご確認ください。

大阪市内で水没修理を依頼したいのですが、どこに持っていけばいいですか?

当店は大阪市中央区松屋町住吉6-26にあります。営業時間は10:00〜19:00、水曜定休です。来店修理のほか、配送修理も承っています。お問い合わせフォームよりご連絡ください。

水没後、データは保持できますか?

ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能です。ただし、基板修理や重度の水没の場合はリスクがあるため、事前にバックアップを取ることをお勧めします。