先日、当店にiPhone 13 Proをお使いのお客様がご来店されました。充電中にうっかり落下させてしまい、よく見ると充電ケーブルの先端が折れて、充電口にすっぽりと詰まってしまったとのこと。お客様は「充電しようとケーブルを差し込もうとしたら入らない。よく見たら折れたケーブルが中に挟まってる」とお困りでした。
正直なところ、こうしたケーブルの折れによる詰まりは月に3〜4件ほど発生します。特にLightningケーブルの細い先端は、衝撃で折れやすいんですよね。
お客様の悩み:充電口にケーブルが詰まってどうしようもない
充電口の中を覗き込むと、金属の端子部分が折れて根元から残っています。このままでは充電できないどころか、内部を傷つける恐れも。お客様は「ネットで自分で取ろうとしたけど、怖くてやめた」とおっしゃっていました。確かに、無理に引き抜こうとすると、内部のピンを曲げてしまう可能性があります。やはり、専門的な知識と工具が必要な作業です。
当店ではまず、状況を詳しく確認するため、顕微鏡で充電口内部を観察します。すると、折れたケーブルの先端がしっかりと引っかかっている状態。幸い、端子自体に大きな損傷はなく、取り除けば問題なさそうでした。
診断:詰まりの程度と除去可能性を確認
このケースでは、折れたケーブル部分が充電口の奥まで入り込んでいなかったため、比較的簡単に取り除ける見込みです。当店の経験上、こうした詰まりは専用の工具を使って慎重に取り除くのが確実。市販のピンセットなどで試すと、かえって詰まりを悪化させるケースもあります。実は、以前にお客様が自分で試して失敗したケースも何度か見てきました。
お客様には、まず見積もりを提示し、ご了承いただいた上で作業を開始しました。当店の修理保証規約に基づき、交換部品には3ヶ月の動作保証がつきます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は修理保証についてをご確認ください)。
修理工程:慎重にケーブル片を取り除く
作業としては、まず充電口内部に傷をつけないように、特殊なピンセットとマイクロフックを使用します。折れたケーブルの先端を優しく引っかけながら、ゆっくりと引き出します。固着している場合は、少量の潤滑剤を使うこともありますが、今回は比較的スムーズに取り除けました。ちょっとしたコツがいるんですが、慣れた手つきで数分で完了です。
取り除いた後は、内部の清掃と確認。差し込み口に異物がないかしっかりチェックします。その後、実際に充電ケーブルを挿して充電が正常に行われるかをテスト。問題なく充電が開始されたので、お客様にお渡ししました。
所要時間は約30分。お客様からは「思ったより早く終わってよかった」と喜んでいただけました。もし同様のトラブルでお困りでしたら、関連する修理事例もご参考にしてください。
完成後:充電確認とお引渡し
修理後は、充電ケーブルの抜き差しがスムーズであること、急速充電に対応していることを確認。当店では、修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。これでお客様も安心して使えるはずです。
万が一、同様の症状が発生した場合は、無理に自分で取り除こうとせず、当店までご相談ください。分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。
当店は大阪・松屋町にあり、営業時間は10:00〜19:00(水曜定休)。2019年創業で、来店修理のほか、配送修理のご案内も承っております。詳しくはGalaxy水没修理のご相談(参考例)などもご覧ください。
また、他の症状については他の修理メニューをご参照ください。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
よくある質問
充電口に物が詰まった場合、自分で取っても大丈夫ですか?
無理にピンセットなどで取ろうとすると、内部の端子を傷つける恐れがあります。特に金属片が奥に入り込むと修理が難しくなるため、専門業者にご依頼ください。
修理にかかる時間はどのくらいですか?
詰まりの程度によりますが、軽度の場合は約30分程度で対応可能です。ただし、混雑状況や在庫により前後する場合がございます。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証がございます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)。詳細は<a href="https://www.sumaeki.com/company/">修理保証について</a>をご確認ください。
郵送での修理は可能ですか?
はい、配送修理も承っております。詳しくは<a href="https://www.sumaeki.com/mall/">配送修理のご案内</a>をご覧ください。