iPhoneのバッテリー交換、タイミングを見極めるのが意外と難しいんですよね。先日もお客様から「まだ80%以上あるから大丈夫かな」と相談を受けました。実は当店、月に20件以上のバッテリー交換を行っているのですが、その中で気づくことがあります。

iPhoneに搭載されているのはリチウムイオン電池。充放電を繰り返すと内部の電極が劣化し、最大容量が減少します。設計上の寿命は約500回の充放電サイクルと言われています。毎日充電する方だと、だいたい1年半から2年で80%を切るケースが多いですね。

バッテリー劣化を設定で確認する方法

確認方法は簡単。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」と進むと「最大容量」がパーセント表示されます。ただ、この数値、実はほとんどではありません。古い機種で一度も交換していないのにほぼ確実に近く表示されることもあるんですよね。内部の推定アルゴリズムがリセットされないと実際より高く出ることがあります。

交換の目安は80%を切ったあたり。体感的にも「減りが早いな」と感じる時期です。90%を切ってもまだまだ使えますが、80%を下回るとOS側でパフォーマンス管理が働き、処理速度が落ちることもあります。

バッテリー膨張の危険性

最近じわじわ増えているのがバッテリー膨張。特にiPhone 6や7など2019年以前の機種で目立ちます。実は今日も、背面パネルが浮き始めたiPhone 8をお預かりしました。

リチウムイオン電池は内部でガスが発生すると膨らみます。放置すると液晶を押し上げてタッチ不具合や、基板への圧迫で故障リスクが高まります。そうなると修理費用が跳ね上がるので、膨張を感じたらすぐに対応がベストです。

交換方法の選択肢

バッテリー交換には大きく3つのルートがあります。

方法費用目安リスク
Apple正規修理高額(機種により7,000〜15,000円程度)データ消去なし、ただし交換後も純正部品保証
当店のような修理店機種により異なる(お問い合わせください)データ保持率高、部品選びが重要
自分で交換(DIY)数千円(ネット部品)高リスク:画面破損・バッテリー発火・データ喪失

当店では、交換したバッテリーに対してご来店の流れに沿って3ヶ月の動作保証(落下・水濡れは対象外)を付けています。また、バッテリー交換が初めての方にも安心です。

修理後のデータについて

バッテリー交換は基板に触れない作業ですので、ほとんどのケースでデータは保持されます。ただ、万が一に備えて事前のバックアップをおすすめします。当店では大阪・松屋町スマエキで、データ消失のリスクを極力抑えた作業を行っています。

配送修理も対応しています。端末を郵送いただき、修理後は技術基準適合確認のうえ返送。詳しくは修理保証規約お見積もりのお問い合わせをご確認ください。

なお、水没や基板故障など重度のトラブルがある場合は、まずGalaxy水没修理のご相談iPad画面割れ修理の流れも参考になりますが、iPhoneバッテリー単体の交換であれば問題ありません。

営業時間は10:00〜19:00、水曜定休。大阪市中央区松屋町住吉6-26でお待ちしています。お問い合わせはフォームよりご連絡ください。

よくある質問

バッテリーの最大容量が80%になったらすぐ交換すべきですか?

使用に支障がなければ無理に交換する必要はありません。ただし、パフォーマンス低下や突然シャットダウンのリスクが高まるため、多くのケースで交換をおすすめします。

設定の最大容量が正確でない場合はどうすれば?

当店では専用の診断機で実際の内部抵抗や放電特性を測定し、正確な劣化度を確認することができます。お気軽にお問い合わせください。

バッテリー交換後にデータは消えますか?

ほとんどの修理でデータは保持されます。ただし、基板修理を伴う場合など一部のケースではバックアップ推奨です。

交換したバッテリーの寿命はどれくらいですか?

新品バッテリーで約500回の充放電サイクル、ご使用環境により1.5〜3年程度が目安です。