「iPhone 14 を 2 年間、撮影現場の相棒として使い続けてきた」という大阪市西成区にお住まいの 30 代男性、独立系映像クリエイターの T さんから、当店宛にお問い合わせフォーム経由でご連絡をいただいたのは先日のことでした。機材バッグの口を閉じ忘れたまま三脚を持ち上げた瞬間、ポケットに入れたつもりだった iPhone 14 が硬いコンクリートの床に落下。画面右下から放射状に割れが広がり、タッチも一部反応しなくなったといいます。

当店は 2019 年から大阪・中央区松屋町住吉で大阪・松屋町スマエキとして営業しており、月に 3-4 件はこうした「仕事道具としての iPhone」のご相談を受けてまいりました。今回 T さんは修理後にゆっくりとお話しする時間をくださり、撮影現場と iPhone との 2 年間を語ってくださいました。雑誌の人物紹介ページのような対談形式で、そのまま記録としてお届けします。

受訪者プロフィール

T さん / 30 代男性 / 大阪市西成区在住 / 独立系映像クリエイター(企業 PR・ミュージックビデオなど) / 使用機種: iPhone 14 (購入から 2 年) / 修理内容: 画面割れによるフロントパネル交換 / ご来店: 平日午前、配送ではなく直接ご来店

店主との対談

Q. iPhone 14 を 2 年間、撮影の現場で使い続けてこられたとのことですが、まず最初に「相棒」と呼べる存在になった瞬間を教えていただけますか。

正直、購入したばかりの頃はそこまで愛着はなかったんですよ。前に使っていた 11 から乗り換えただけ、という感覚でした。ただ、購入して 3 ヶ月目に Cinematic モードで仮編集の素材を撮ったとき、思っていた以上に絵が残せて。本機材の Sony FX3 と並べたときに、補助カメラとして十分使えるなと感じてから、現場のポーチに必ず入れるようになりました。それが「相棒」になった瞬間ですかね。

Q. 撮影現場で iPhone を使う場面というのは、具体的にどのようなシーンが多いのでしょうか。

一番多いのはロケハンの記録です。クライアントさんと一緒に現場を下見するとき、画角や太陽の位置をその場でメモ代わりに撮影します。あとはタイムラプスを置きっぱなしにして雲や人の流れを撮ったり、急な差し込み素材として使ったり。本番カメラを構えるほどでもない一瞬を拾うのに、ポケットからすぐ出せるのが大きいんです。

Q. そんな大切な相棒を落としてしまった当日、どういう状況だったのか伺ってもいいですか。

大阪市内の倉庫スタジオで企業 VP の撮影をしていた日でした。三脚を片付けようと屈んだ瞬間、機材バッグの口を閉め忘れていて、中から iPhone がスルッと滑り落ちたんです。コンクリート床に角から着地して、拾い上げたら画面右下から蜘蛛の巣みたいにヒビが走っていました。その時点ではまだタッチは効いていたんですが、撤収しているうちに右下の一部が反応しなくなって、これはまずいなと。

Q. 修理先を探されたとき、どんな基準で当店同じ症状の他事例を見ていただいたんでしょうか。

条件は 3 つありました。一つは大阪市内で当日中に対応してもらえる可能性があること、二つ目は仕事のデータが消えないこと、三つ目は仕上がりが汚くないこと。撮影データは iCloud にも上げていますが、編集中の Final Cut のキャッシュやメモアプリの絵コンテはローカルにしかなくて、それを失うのが一番怖かったんです。御社のサイトで過去の事例ページを見て、丁寧に作業されている雰囲気が伝わってきたので連絡しました。

Q. 実際にご来店いただいたとき、店内の印象はいかがでしたか。

松屋町という土地柄、もっと観光寄りの賑やかな通りを想像していたんですが、来てみたら落ち着いた住宅と商店が混ざる雰囲気で、店内も静かで集中して話せる空間でした。受付で症状を伝えたら、その場で破損箇所を確認してくれて、画面交換で対応できそうだと教えてもらえた。何より「データは基本的に保持したまま作業しますが、念のためバックアップを取られていますか」と先に確認してもらえたのが、安心材料になりました。

Q. お預かりの時間や流れについて、印象に残っていることはありますか。

画面交換は機種・症状にもよるそうですが、当日返却が可能なケースもあると最初に説明してもらえました。私の場合は午前中に持ち込んで、夕方に取りに伺う流れで。お預かり前に分解前のお見積もりを出してくれて、ここで「やめます」となってもキャンセルできるという話だったので、一度見積もりを聞いてから決めさせてもらいました。事前に手順を見せてくれるのは、撮影業界でいうコンテ確認に近くて、私には腑に落ちる進め方でしたね。

Q. 仕事道具としての iPhone を預ける不安について、どのように整理されましたか。

iPhone 14 screen-crack 修理事例

正直、預けた直後の数時間は落ち着かなかったです。クライアントから連絡が来るかもしれない、ロケの問い合わせがあるかもしれない、と。ただ、最近は MacBook 側でメッセージや電話を受けられる設定にしてあるので、現場が止まるほどの致命傷にはならない。経験上、修理を後回しにしてヒビを放置すると、ガラス片が指に刺さったり、内部に粉塵が入って液晶のドット抜けが進んだりするので、半日のうちに直してしまうほうが結果的に仕事を止めずに済むと判断しました。

Q. 修理後に画面を見たときの第一印象はいかがでしたか。

「あ、戻ってきた」という感覚でした。表示の色味や明るさは、元の感覚とほぼ違和感がなくて、編集前の素材確認用としても問題なく使えています。タッチの反応も、以前気にならなかった右下のスワイプがちゃんと拾えるようになっていて、現場で素早く撮影モードを切り替える動きが取り戻せたのが嬉しかったですね。

Q. iPhone 14 をこれからも使い続ける予定とのことですが、この先の付き合い方について何か変化はありますか。

正直、今までは「いつか 16 や 17 に買い替えるんだろうな」と漠然と思っていました。でも今回直してみて、まだ十分この機種で戦えると感じたんです。撮影の現場では、新機種のスペックよりも操作に慣れていることのほうが大事で。バッテリーが弱ってきたらまたお願いするかもしれませんし、必要になったときに頼れる場所がある、というのは大きな価値でした。

Q. 同じように現場で iPhone を使う同業者さんに、伝えたいことはありますか。

機材バッグの口を閉め忘れない、という基本中の基本が一つ。それと、もし割ってしまったら、ヒビが浅いうちに直してしまうのが結果的に時間と労力を節約できる、ということでした。修理料金の目安については、機種・症状によって異なるとのことなので、お問い合わせフォームから状況を伝えて確認するのが早いと思います。私のように仕事に直結する端末なら、ヒビを目で見ながら撮影するストレスは想像以上に消耗するので。

Q. 最後に、修理を考えている方へメッセージをお願いします。

私は元々、機械に強いほうではないんです。だからこそ、症状を聞いて状況を整理してくれて、見積もりを先に出してくれて、その上で「ここからは作業に入ります」と区切りをつけてくれる進め方がありがたかった。修理ブログ一覧を読むと、いろいろな機種・症状の事例があって、自分のケースに似た話が見つかるかもしれません。一人で抱え込まず、まずは一度お問い合わせフォームから話してみてほしい、というのが私からの伝言です。

店主から一言

T さんのように、iPhone を仕事道具として深く使い込んでおられる方ほど、「直すか買い替えるか」の判断を迷われている印象があります。当店では機種・症状によっては当日返却可能なケースもありますし、分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。交換した部品に対しては 3 ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けてお渡ししております。修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。iPad の画面割れについてはiPad画面割れ修理の流れのページにまとめておりますので、あわせてご覧ください。営業は 10:00〜19:00、水曜定休。お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

よくある質問

iPhone 14 の画面割れ修理は、撮影や仕事のデータを保持したまま対応してもらえますか。

ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能です(基板修理・水没等の重度故障は事前バックアップ推奨)。お預かり前に状況を確認させていただきます。

ヒビが浅く、タッチもまだ効いている場合は、修理を急ぐ必要がありますか。

経験上、ヒビが浅いうちに対応されたほうが、内部への粉塵侵入や指の怪我のリスクを抑えやすい傾向があります。お預かり時間も短めで済むケースが多いです。

撮影現場の合間に持ち込む場合、当日中に受け取れますか。

機種・症状によっては当日返却可能なケースもあります。混雑状況や部品在庫により前後しますので、事前にお問い合わせフォームよりご相談ください。

見積もりだけ聞いてキャンセルすることはできますか。

分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。

修理後の保証はどうなっていますか。

交換した部品に対して 3 ヶ月の動作保証をお付けしております(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)。