iPhone 6s を 7 年、8 年と使い続けている、というお客様が増えています。発売は 2015 年。Apple のサポート対象からは外れていますが、サブ機・お子様用・通話専用としては今も現役で愛用されている方が多くいらっしゃいます。
正直なところ、当店スタッフの中にも個人で iPhone 6s を使っている者がいるくらい、よくできた機種という実感があります。本記事では、長く使った iPhone 6s が「起動しなくなった」場合の原因と、復旧の見込みを店主目線でお伝えします。
iPhone 6s が起動しない、3 つの主な原因
原因 1:充電口(ドックコネクタ)の故障
長年使った iPhone 6s で最も多いのが、充電口の摩耗・酸化・接点不良です。当店事例では「充電が出来なくなり、そのままバッテリーが切れて起動しなくなった」というご相談が定番。
症状の進行は次の順序です。
- 充電ケーブルがグラつくようになる
- 押さえないと充電できない、力を入れたときだけ反応する
- 全く反応しなくなる
- バッテリーが完全放電して起動不能
充電口交換だけで起動と充電が戻るケースが大半。当店では iPhone 6s は画面側からドックコネクタへアクセスできるため、iPhone 7 以降より分解工程が短く済みます。
原因 2:バッテリーの完全劣化
長期間使ったバッテリーは内部抵抗が上がり、充電器を繋いでも電気を蓄えられない状態になります。本体には問題がなくても、エネルギー源が機能していなければ起動できません。バッテリー交換だけで復旧する事例も多く見ています。
原因 3:基板側のトラブル
充電口・バッテリーが正常でも、基板側の電源 IC や CPU 周辺で問題が起きていると起動しません。これは町の修理店では対応が難しい範囲で、専門の基板修理業者をご案内する場合があります。
原因の切り分け手順
当店ではご来店いただいた iPhone 6s の起動不能トラブルを、次の順序で切り分けます。
- 充電ケーブルを差してみて、リンゴマーク/充電マークが出るか確認
- 反応がなければ別ケーブル・別アダプタで再試行
- それでも反応がなければ、画面を開けてバッテリーコネクタの状態確認
- バッテリー側の電圧チェック(テスターで実測)
- 充電口(ドックコネクタ)の物理点検
- 基板側の電源系統チェック
多くは充電口かバッテリーのどちらかで止まり、交換で復旧します。/sumaho/show-530.html
iPhone 6s を直す価値、現場感覚
「もう古いから修理代がもったいない」と仰るお客様もいらっしゃいます。ただ、買い替え検討前に当店なりにお伝えしたいのは、
- iPhone 6s は Touch ID 搭載最後世代の一つ。指紋認証派には替えがきかない
- 4.7 インチで片手操作に向く。最近の大型 iPhone とは別の価値
- キャッシュレス決済・LINE・SNS なら今でも快適に動作
- サブ機・通話専用機としての耐久性は本機種が一段強い
修理コストを最新 iPhone の本体価格と比較すれば、桁の違う費用感で済みます(具体料金はパーツ・症状により変動)。/sumaho/show-236.html
充電口交換でついでに改善する症状
iPhone 6s のドックコネクタには、充電端子だけでなく通話マイクへの配線も含まれます。「最近相手から声が聞こえにくいと言われる」「バイブが鈍い」などの症状が同時にあれば、充電口交換で一括復旧する可能性があります。
所要時間と保証
松屋町スマエキへのご来店
- 所在地:〒540-0017 大阪市中央区松屋町住吉 6-26
- 営業:10:00〜19:00 / 水曜定休
- アクセス:松屋町駅 3 番出口から徒歩 3 分
- 電話:
- 当日来店歓迎、確実に短時間で済ませたい方は事前のお電話をお勧めします
「もう直せないかも」と諦める前に、まず一度ご相談ください。
よくあるご質問
iPhone 6s はもうサポート対象外ですが、修理に意味はありますか?
サブ機・お子様用・通話専用機としてはまだ十分活躍できます。修理コストと買い替えを比較した上で、修理が現実的なケースは多くあります。
起動しない iPhone 6s でも復旧できますか?
充電口・バッテリーが原因の場合は復旧可能です。基板側の故障の場合は別途ご相談(専門業者をご案内する場合あり)となります。
修理時間はどれくらいですか?
充電口交換は最短 45 分、バッテリー交換は最短 30 分です。同時交換でも 60 分前後です。
データは消えますか?
消えません。充電口・バッテリー交換は基板を取り外す作業ではないため、写真・連絡先などのデータはそのまま残ります。