「iPhoneの画面が割れて修理に出すんですけど、その間スマホが無いと困るんです…代替機って借りられますか?」先日、ご来店いただいたお客様から真剣な表情で相談されました。実は当店でも月に 5-6 件はいただく定番のご質問で、特にお仕事で iPhone を毎日使う方や、お子様の学校連絡を LINE で受け取っている保護者の方ほど切実なお悩みのようです。
当店スマエキは大阪・松屋町で 2019 年からスマートフォン・タブレットの修理を専門に対応しております。今回は画面割れ修理の前後で皆さまから寄せられる「代替機まわりの不安」について、Q&A 形式でまとめてみました。同じ症状の他事例もあわせてご覧いただくと、修理の流れがイメージしやすくなるかと思います。
修理中の代替機サービスはある?
結論からお伝えすると、当店では原則として代替機の貸し出しは行っておりません。理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは「お預かり時間がそもそも短い」ことです。iPhone の画面割れ修理は、機種・在庫・混雑状況によりますが、目安として 30 分〜90 分程度で当日返却できるケースが多いため、わざわざ別端末を貸し出すよりもその場でお待ちいただいた方がスムーズなのです。
店内には Wi-Fi と充電ケーブルをご用意しておりますので、ご自身のノート PC や iPad を持ち込んでお仕事を進められる方も少なくありません。基板修理や水没といった重度故障で数日お預かりするケースは、事前にご相談いただければ進捗をこまめにお伝えしますので、その間の代替手段を一緒に考えるかたちで対応しております。
古い iPhone を予備機として残しておくべき?
これは個人的にも強くおすすめしたい備え方です。機種変更したあとの旧 iPhone を初期化せずにそのまま手元に置いておくと、いざというときの「保険」になります。たとえば iPhone 13 Pro をメインで使っている方が、修理中だけ手元の iPhone X を引っ張り出してきて使う、というイメージですね。
当店にお越しになる方の中には「2 世代前の SE をクローゼットの奥にしまってあった」という方もいらっしゃって、Wi-Fi だけでも繋がれば LINE や Gmail の確認はできるので、半日〜1 日の修理期間なら十分しのげるとおっしゃっていました。バッテリーの劣化が進んでいる古い端末でも、緊急用と割り切れば心強い味方になります。
機種変更との違いと判断基準
「もう何年も使っているし、画面割れを機に新しい機種に変えた方がいいんでしょうか?」というご相談もよく受けます。これは正直なところ、お客様のご利用状況次第としか言えない部分が大きいのですが、判断材料はいくつか整理できます。
たとえば、バッテリー最大容量が 80% を切っていて、ホームボタンや Face ID にも不具合が出始めている、ストレージも空きがほとんど無い、という状態なら、画面修理だけでなく総合的な見直し時期かもしれません。一方で、画面以外は問題なく使えていて、データ移行や設定し直しの手間を考えるとそのまま使い続けたい、というケースなら修理を選ぶ方が圧倒的に時間もエネルギーも節約できます。
当店では分解前のお見積もりは無料で、ご提示後のキャンセルも可能ですので、まずは状態をチェックしてから判断していただくのが安心かと思います。詳しい流れはiPad画面割れ修理の流れのページが参考になります。
iCloud バックアップから代替機への移行手順
万が一、修理に長くかかりそうで予備の iPhone に一時的に切り替える場合、iCloud バックアップを使えば比較的スムーズに移行できます。手順はざっくり以下の通りです。
まず、修理に出す前の iPhone で「設定」→ Apple ID →「iCloud」→「iCloud バックアップ」をオンにして、「今すぐバックアップを作成」をタップ。Wi-Fi に接続した状態で、容量にもよりますが 10〜30 分ほどで完了します。次に予備機の iPhone を初期化し、初期設定の途中で「iCloud バックアップから復元」を選択。Apple ID でサインインすれば、写真・連絡先・LINE のトーク履歴(LINE 側で別途バックアップ設定が必要)・メモなどが戻ってきます。
注意点として、無料の iCloud は 5GB までなので、写真や動画が多い方は事前にストレージプランを一時的にアップグレードしておくと失敗が少なくなります。経験上、ここで容量不足に気づく方が一番多いです。
通信用 SIM は付いてくる?
これも頻繁にいただく質問ですが、当店では SIM カードや通信契約の貸し出し・販売は行っておりません。ただ、最近は eSIM の普及で、povo 2.0 のような「基本料金 0 円・必要なときにトッピング購入」型の回線契約を予備機にあらかじめ設定しておく方が増えています。

申し込みから開通まで最短数十分でできるので、修理に出す当日に契約しても間に合うケースが多く、当店のお客様でも「メイン回線は物理 SIM、予備機には povo の eSIM を入れっぱなし」という運用をしている方を月に何人かお見かけします。お仕事や緊急連絡で電話番号を絶対に途切れさせたくない方は、検討してみる価値がありそうです。
LINE などのアプリログイン引継ぎ
iCloud バックアップで本体は復元できても、LINE・PayPay・銀行アプリといった「セキュリティが厳しいアプリ」は別途ログイン操作が必要になります。特に LINE はトーク履歴のバックアップを LINE アプリ内から個別に行わないと、引継ぎ後にトークが消えてしまう仕様なのでご注意ください。
事前に LINE の「設定」→「トークのバックアップ」で iCloud にバックアップを取っておくと、予備機の LINE で同じ Apple ID にログインしたときに「トークを復元」のボタンが表示されます。PayPay や銀行系アプリも、SMS 認証や本人確認のステップが入るため、修理に出す前の落ち着いた時間に一度ログインを試しておくと当日バタバタせずに済むかと思います。
代替機返却時の初期化注意点
修理が完了して元の iPhone が戻ってきたら、予備機として使っていた端末は再び引き出しの中へ…となるわけですが、このときに気をつけたいのが「サインアウト」です。Apple ID を入れたままだと「探す」がオンの状態が残り、後日その端末を売却・譲渡したくなったときにアクティベーションロックがかかって困るケースがあります。
具体的には「設定」→ Apple ID 一番下の「サインアウト」を実行し、必要なら「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化。LINE などのアプリも、念のため予備機側ではログアウトしておくと安心です。データ自体は元の iPhone と iCloud に残っているので、消してしまっても支障はありません。
こうした細かい注意点を含めて、修理の前後でやっておきたい準備リストを修理ブログ一覧でも機種別に紹介しています。大阪・松屋町スマエキでは、ご来店時にこうした手順についても簡単にご説明できますので、不安な点があれば遠慮なくお声がけください。修理料金の目安については、機種・症状によって異なりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡いただければと思います。
他にも気になる質問がありましたら、お問い合わせフォームまたは公式 LINE からいつでもお寄せください。「これは聞いていいのかな?」と迷うような小さな疑問でも、当店スタッフが順番にお返事いたします。修理に出すかどうか決めかねている段階のご相談も歓迎しておりますので、まずは状況をお聞かせいただけますと幸いです。
よくある質問
画面割れ修理中、代替機を貸してもらえますか?
原則として代替機の貸し出しは行っておりません。多くの画面割れ修理は機種・在庫・混雑状況により当日返却できるケースが多く、店内 Wi-Fi をご利用いただきながらお待ちいただく形が中心です。基板修理など長期お預かりの場合は事前にご相談ください。
古い iPhone を予備機として残しておく価値はありますか?
あります。機種変更後の旧端末を初期化せずに保管しておくと、修理中の連絡手段として非常に役立ちます。Wi-Fi 接続だけでも LINE やメールの確認は可能ですので、緊急用の備えとしておすすめしています。
iCloud バックアップから予備機への復元はどれくらい時間がかかりますか?
データ容量と通信環境によりますが、目安として 10〜30 分程度です。写真・動画が多い場合は iCloud ストレージ容量に余裕を持たせておくと、復元時のトラブルを避けやすくなります。
LINE のトーク履歴は予備機でも見られますか?
事前に LINE アプリ内で「トークのバックアップ」を iCloud に取っておけば、予備機で同じ Apple ID にログインした際に復元できます。修理に出す前の準備が必要となります。
予備機を返却する前にやっておくことは?
Apple ID のサインアウトと、必要に応じて初期化をおすすめしています。アクティベーションロックが残ると後日譲渡時に困るケースがあるため、設定からサインアウトの実行をご確認ください。