iPhone 12のバッテリーは、リチウムイオン電池の特性上、使用開始から2~3年で劣化が顕著になります。実際、当店では月に10件以上のバッテリー交換依頼があり、その中でもiPhone 12は特に多い機種です。先日も、朝の通勤中に突然電源が落ちたというお客様が来られました。
バッテリーの劣化は、サイクル数(充放電の回数)と経過時間が主な要因です。Appleの公式発表では、500回の充放電で最大容量の80%まで低下するとされています。つまり、毎日1回充電する使い方なら、約1年半で交換時期が近づく計算になります。
一方、膨張はより深刻な症状です。内部でガスが発生し、筐体が浮き上がります。放置すると液晶やロジックボードを圧迫し、修理費用が跳ね上がる可能性あり。当店では、少しでも浮きを感じたら即対応をおすすめしています。
| 症状 | 主な原因 | 推奨対応 |
|---|---|---|
| バッテリー持ちが悪い | サイクル数増加 | バッテリー交換 |
| 充電が途中で止まる | 基板側の不具合も疑う | 診断後、交換または基板修理 |
| 本体が膨らんでいる | 内部ガス発生 | 早急に交換、基板影響確認 |
修理手順としては、まずiPhone 12のディスプレイを慎重に剥がし、内部のバッテリーコネクタを外します。バッテリーは強固な接着剤で固定されているため、専用の工具でゆっくり引き剥がします。この工程を誤るとバッテリーを損傷し、発煙のリスクが生じます。
新しいバッテリーを取り付けた後、接着用の新規防水テープを貼り直し、ディスプレイを圧着します。その後、バッテリーの認識と充放電テストを実施。当店では、交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。
実は今日も、バッテリー交換後、お客様が「前より2時間は持つようになった」と喜んで帰られました。こうした声を聞くと、やはりこの仕事をしていて良かったと思います。
料金は機種・症状によって異なります。詳しくはお見積もりのお問い合わせよりご連絡ください。お電話での受付は行っておりません。ご来店の場合は、ご来店の流れをご確認の上、お越しください。
分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。郵送修理をご希望の方は、事前にお問い合わせフォームからご相談ください。
当店は大阪・松屋町で2019年から営業しております。営業時間は10:00~19:00(水曜定休)。関連する修理事例もご覧いただけます。修理に関するその他の情報は修理ブログ一覧で紹介しています。
修理後は技術基準適合確認のうえお引渡しいたします。スマートフォン・タブレットの修理を専門に対応しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。