先日、ネットで部品を買って自分でiPhone 6sのバッテリーを交換しようとしたお客様が、失敗した端末を抱えて大阪・松屋町の当店(スマエキ)に来られました。「画面がつかなくなった」とおっしゃるので、さっそく診断してみました。

警告:互換バッテリーの中には品質が不安定なものがあり、最悪発火のリスクもあります。また、自分での交換は保証が無効になる場合がほとんどです。

1. 自分交換で起こったトラブル

お客様はYouTubeの動画を見て、30分程度で終わると思ったそうです。ところが、バッテリーのコネクタを外す際に、隣のフレックスケーブルを傷つけてしまったとのこと。実際に開けてみると、バッテリーコネクタの付け根が基板から浮いていて、パターン断線が起きていました。月に3-4件は、こうしたDIY失敗の持ち込みがあります。

2. 被害の状況

バッテリーそのものはまだ新しいのに、基板の電源ラインがやられていて、充電しても起動しません。バッテリー交換だけでは直らないケースの典型例です。正直なところ、この手の修理は部品代より作業工数のほうがかかります。基板修理にはマイクロスコープと半田ごてを使い、1時間半ほどかかりました。

教訓:「画面がつかなくなった」「充電しても反応がない」などは、バッテリー自体より基板側のトラブルであるケースも多いです。

3. 修理による回復

当店では、基板の断線部分をジャンパー配線で修復し、同時に正規品質のバッテリーに交換しました。データは無事保持でき、お客様もホッとされていました。2019年の創業以来、こうした復旧修理は100件以上手がけており、修理料金の目安も機種や症状により異なりますので、まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。なお、お預かり時間はバッテリー交換のみなら約30分目安(在庫・混雑により前後)ですが、基板修理が絡むと半日程度見ておいたほうがよいでしょう。

4. 今後への教訓

やはり、内部の精密部品に触れる作業はプロに任せるのが安全です。特にiPhone 6sは2015年発売と古く、部品の経年劣化も考慮する必要があります。もし自分でやるなら、よくある質問にある注意点を事前に確認することをおすすめします。また、同機種の他症状の修理事例修理事例ギャラリーもご参考にどうぞ。当店は10時から19時まで(水曜定休)、来店修理と郵送修理に対応しています。料金は機種・症状によって異なりますので、まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

【交換部品の保証について】交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。また、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。

よくある質問

自分でバッテリー交換して画面がつかなくなった場合、修理可能ですか?

多くのケースで修理可能です。コネクタの破損や基板の断線が原因なら、基板修理とバッテリー交換で復旧できます。まずはお問い合わせフォームからご相談ください。

互換バッテリーを使っても大丈夫ですか?

品質にばらつきがあり、膨張や発火のリスクがあります。当店では純正同等品を使用しており、交換後は技術基準適合確認のうえお引渡しします。

修理時間はどのくらいかかりますか?

バッテリー交換のみの場合、約30分目安(在庫・混雑により前後)です。基板修理が必要な場合は半日程度見てください。お預かりも可能です。

データは消えますか?

ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能です。ただし基板修理・水没等の重度故障は事前にバックアップを推奨します。

郵送修理は可能ですか?

はい、配送修理にも対応しています。特商法表記ページに詳細がございますのでご確認の上、お問い合わせフォームよりご依頼ください。