お客様の悩み:海での水没、焦ってお持ち込み
先日、当店に海水浴でiPhone 13 Proを水没させてしまったお客様がご来店されました。砂浜に置いていたバッグに波が入り、気づいたときには海水がかかっていたとのこと。すぐに電源を切ったそうですが、その後充電ができなくなり、焦ってお持ち込みいただきました。

正直なところ、夏場はこういった水没のご相談が増えます。海やプール、そして突然の雨で濡れてしまうケース。当店では月に3〜4件は水没修理のご依頼をいただきます。特に海水は塩分が残りやすく、時間が経つと基板を傷める原因に。お客様が早めに来店されたのは幸いでした。
診断:思ったより深刻?基板の状態をチェック
まずは分解して内部を確認。確かに端子部分に塩の跡が見られ、腐食が始まっていました。幸い基板までは到達しておらず、コネクタ周辺の洗浄で済みそう。ただ、この手の症状は放置すると数週間後に関連不具合が出ることもあります。当店では分解後、専用の洗浄液と超音波洗浄機で隅々までクリーニングします。
「データは大丈夫ですか?」と聞かれるお客様も多いのですが、水没後は電源を入れない状態でお持ちいただければ、ほとんどのケースでデータを保持したまま対応可能です。ただし基板修理が必要な重度の水没は事前バックアップ推奨。詳しくはiPad画面割れ修理の流れでも触れています。
修理工程:分解・洗浄・乾燥の流れ
実際の工程はこんな感じ。
まずバッテリーを取り外し、ロジックボードを丁寧に外します。水没箇所を特定し、腐食が激しい部品は交換。今回はLightningコネクタユニットに塩の付着があったので、交換用のパーツを用意。その後、超音波洗浄機で15分ほど洗浄し、乾燥機で1時間ほど乾燥させます。
当店の診断は分解前のお見積もりは無料で、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。料金は機種や症状によって異なりますので、他の修理メニューもご参照ください。
完成後:無事に復旧!その後の注意点
お客様のiPhoneは無事に復旧。お渡しの際に、しばらくは防水ケースを使うことをおすすめしました。水没後はほとんど元の防水性能が戻るわけではないので、その点はご注意いただきたいです。当店では交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)をお付けしています。
「もう海には持っていきません(笑)」とおっしゃっていたのが印象的でした。月に数件ある水没修理、やはり早めの対応が肝心です。もし似たような症状でお困りなら、同じ症状の他事例もご覧ください。大阪・松屋町の当店では、10時〜19時(水曜定休)でお待ちしております。ご来店の際はご来店の流れをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
よくある質問
iPhoneが水没しました。データは残りますか?
ほとんどのケースでデータを保持したまま対応可能です。ただし基板修理が必要な重度の水没は事前バックアップ推奨。まずは電源を切った状態でお持ちください。
修理時間はどのくらいかかりますか?
軽度の水没で即日対応できることもありますが、症状により数日お預かりする場合も。診断後にご案内します。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)をお付けしています。