先日、AQUOS SH-M12をお使いのお客様が「充電できなくなった」とご来店されました。よくあるパターンです。

当店では月に3~4件はAQUOSの充電トラブルで相談があります。特に多いのが、充電ケーブルを差し込んでも反応しない、あるいは充電ランプがつくのに数%しか増えないといった症状。今回のお客様も、「ケーブルを変えてもダメでした」とおっしゃっていました。診断の第一歩として、まず充電口を覗き込んでみると、細かいホコリが詰まっているのが見えました。これが原因のひとつです。実はAQUOSは充電口の形状がやや深めで、ポケットの埃が溜まりやすいんです。加えて、バッテリーの劣化も疑われました。この機種は2019年発売で、もう4年近く経っていましたからね。そこで、当店の診断ツールでバッテリーの最大容量をチェックしたところ、74%とかなり低下していました。充電口の清掃だけでは根本解決にならないと判断し、お客様にバッテリー交換をご提案しました。

「なるほど、そういうことか」と納得いただきました。

料金の話になりまして、当店では機種や症状によって異なりますので、その都度お見積もりをお出ししています。この場合は、バッテリー交換+充電口清掃で合計13,200円(税込)となりました。お客様は「予想より安い」とおっしゃって、即決。作業に入ります。

分解作業は慎重に進めます。AQUOS SH-M12は裏面のガラスパネルを外すところから。ヒーターで温めて、樹脂の接着剤を柔らかくし、専用のオープニングツールでこじ開けます。このとき、力を入れすぎるとパネルが割れるリスクがあるので、ベテランでも緊張する瞬間です。バッテリーは粘着テープで固定されているので、少しずつ剥がしながら取り外し。新しいバッテリーを装着し、充電口の接点を無水アルコールで拭き掃除。組み立て直して、充電テスト。正常に充電が始まり、完了まで約40分。お客様にはその場でお待ちいただき、お引き渡しとなりました。「もう大丈夫ですよ」とお伝えすると、笑顔になっていただけました。

実は、充電トラブルの中には充電ケーブルやアダプターの不具合も多いんです。

当店では、来店前にまずご自身で別のケーブルを試していただくことをおすすめしています。それでも改善しない場合、充電口の汚れかバッテリー劣化、あるいは基板の故障が考えられます。基板修理となると、もう少し時間と費用がかかりますが、当店の実績では約7割がバッテリーまたは充電口の清掃で解決しています。今回のお客様も、後日「おかげさまでちゃんと充電できるようになりました」とメールをくださいました。

お客様からいただくこうした声が、私たちのやりがいです。

店主からの一言──今回の修理を振り返って、やはり日頃の充電口のメンテナンスが大事だと感じました。特にAQUOSは充電口の奥にゴミが溜まりやすいので、月に一度は爪楊枝などで優しく掃除するといいですよ。後日、お客様からも「掃除の習慣をつけます」と連絡をいただき、うれしかったです。

よくある質問

AQUOSが充電できません。自分で直せますか?

まずは充電ケーブルやアダプターを変えてみてください。それでもダメなら充電口の中を清掃してみてください。それでも改善しない場合は、内部の故障の可能性があるため、専門店にご相談ください。

充電口の清掃はどうやればいいですか?

爪楊枝やシリコン製のツールを使って、優しくほこりをかき出してください。金属製のピンなどは使わないでください。傷つける原因になります。

バッテリー交換の料金はいくらですか?

機種や症状によって異なります。お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。お見積もりは無料です。