iPhoneの画面割れで当店にご相談いただくお客様の多くが、修理代金の見当がつかず一歩踏み出しにくいと感じていらっしゃるようです。実は当店、2019 年から大阪・松屋町で iPhone 修理を続けてまいりましたが、お問い合わせフォーム経由のご相談のうち、半分以上が料金に関する内容となっております。

「いくらかかるか分からないと持ち込めない」「分解した瞬間に高額請求されたらどうしよう」――先日もiPhone 13 Proをお持ち込みいただいた会社員の方が、受付で開口一番こうおっしゃっていました。お気持ち、本当によく分かります。修理屋という業態自体が一般の方からするとブラックボックスに見えてしまうものでした。

そこで本記事では、お見積もりにまつわる 7 つの疑問を Q&A 形式で整理いたしました。同じ症状の他事例 もあわせてご覧いただくと、当店の対応イメージがより具体的に伝わるかと思います。

iPhone 13 Pro screen-crack 修理事例

修理見積もりは無料ですか

はい、当店ではお見積もりを無料で承っております。受付カウンターで端末を拝見し、症状を伺いながら概算をお伝えするまで一切費用は発生いたしません。月に 100 件以上のご来店があるなかでも、見積もりだけご確認のうえお持ち帰りになるお客様は珍しくありません。

分解前のお見積もりは無料、お見積もり提示後のキャンセルも可能ですので、まずは現物を見せていただくことが第一歩となります。お問い合わせフォーム経由で写真を送っていただければ、ご来店前に概算レンジをお返事できるケースもございます。遠方の方には配送修理でも事前見積もりに対応しております。

機種や症状で価格はどう変わりますか

iPhone の画面修理は、機種世代と画面の構造によって部品代が大きく異なります。たとえば iPhone 7 や iPhone 8 のような旧モデルと、iPhone 14 Pro のような有機 EL (OLED) 搭載モデルでは、部品単価が数倍違ってまいります。Pro Max など 6.7 インチクラスの大型モデルは、画面アセンブリ自体が大型かつ高精細なため、価格帯が上がる傾向にありました。

同じ機種でも、症状によって作業内容が変わります。表面ガラスのひび割れだけで液晶表示は正常という場合と、液晶内部まで墨がにじみタッチが効かないというケースでは、交換部品は同じでも分解後の確認工数が違ってきます。当店では機種名と症状をお伝えいただければ、ある程度のレンジで概算をご案内可能でした。

料金は機種・症状によって異なります。修理料金の目安 ページもご用意しておりますが、最終金額は現物を拝見してからお伝えする形となります。お問い合わせフォームよりご相談くださいませ。

分解前と分解後で見積もりが変わることはある

基本的に当店では、分解前にご提示した金額を分解後に勝手に上げることはございません。お見積もり段階で「画面交換のみで○○程度の目安」とお伝えしたら、その金額が確定価格となります。

ただし、分解した結果、当初の想定外の症状が見つかるケースがあります。たとえば画面割れの修理を承ったところ、内部のフラットケーブル断線やバックライト IC 損傷が見つかる、落下衝撃で基板側のコネクタが浮いている、といった追加要因です。経験上、月に 2-3 件はこうした想定外症状が見つかります。

その場合は分解作業を一旦止めて、お客様に追加の症状と追加費用の見込みをご説明いたします。お客様が「画面交換だけで結構です」と判断されればそのまま元の金額で組み戻し、追加修理をご希望なら追加費用の合意のうえ作業を進める流れとなります。iPad画面割れ修理の流れ でも同じ手順で進めておりますので、流れの参考にご覧ください。

部品取り寄せの場合に追加費用は発生しますか

店頭在庫がある機種でしたら追加費用は発生しません。当店では iPhone 7 から最新機種まで、ご依頼の多い機種は常時在庫を切らさないよう発注タイミングを管理しております。月の修理件数の 8 割以上は当日対応となっておりました。

一方で、流通量が少ない機種(海外版・特殊カラー・廃番モデルの一部)や、震災・物流トラブル時に部品供給が滞った場合は、お取り寄せをお願いするケースがございます。お取り寄せ自体に手数料は発生しませんが、納期は通常 2-7 日程度の目安となります。お急ぎの方には、お問い合わせフォームより事前に在庫確認をしていただくことをおすすめしております。

当店ではお取り寄せをご依頼いただく時点で、ご了承の確認とお預かり証の発行を行います。途中でキャンセルされる場合の取り扱いも、その場で書面にてご説明いたします。

同じ機種でも店舗で価格差があるのはなぜ

iPhone の修理価格は、店舗ごとに採用している部品グレード、技術者の経験年数、立地や運営体制によって変わってまいります。互換パネルにも複数のグレードがあり、最高グレードのものはほぼ純正と同等の表示品質を備える一方、低グレード品は価格が抑えられる代わりに発色や輝度に差が出やすいものでした。

当店では 2019 年の開業以来、お客様にお渡しする画面の品質を一定に保つため、信頼できる仕入れ先からのみ部品を調達しております。表示品質、タッチ感度、耐久性のバランスを見極めたうえで採用しており、月に 30 件ほど寄せられる「他店で修理した画面が半年で不調になった」というご相談を受けるたびに、部品選びの大切さを実感しております。

大阪・松屋町スマエキ としては、目先の価格だけでなく修理後の安定性も含めてご判断いただきたいと考えております。価格の妥当性に迷われたときは、見積もり時に「採用部品はどのグレードか」「保証は何ヶ月か」をお尋ねいただくのが、店舗選びの目安となります。

見積もり提示後にキャンセルは可能ですか

はい、お見積もり提示後のキャンセルは可能です。受付カウンターで金額をお伝えしたあと、「持ち帰って検討したい」「家族に相談してから決めたい」とおっしゃるお客様は月に 5-6 件いらっしゃいますが、もちろん無料でお返しいたします。

ただし、分解診断や部品の発注をすでに開始した後のキャンセルは、所定の手数料が発生する場合があります。具体的には、お取り寄せ部品が国外発送済みのケース、分解診断のために本体を開封済みのケースなどです。こうした場合は、キャンセル時点でお預かりしている工数分の手数料を頂戴することとなります。

キャンセル時の手数料については、見積もり段階で「ここから先に進むと所定のキャンセル料がかかります」というラインを必ずお伝えするようにしておりました。お客様が知らないうちに費用が発生する、という事態は避けたいと考えております。修理ブログ一覧 でも、こうした事前確認の重要性についてしばしば触れております。

値引き交渉は可能ですか

原則として、ご提示した見積もり金額からのお値引きは行っておりません。これは、安定した品質の部品調達と修理後の保証維持のために、適正価格を保つ必要があるためです。値引きを前提に価格を設定すると、結果的に部品グレードを下げざるを得なくなってしまうものでした。

一方で、複数台同時のご依頼や、リピーターのお客様への配慮など、ケースに応じた対応はさせていただいております。たとえば iPhone 2 台同時に画面割れ修理をお持ち込みいただいた場合、2 台目の作業効率分を反映できることがあります。会社で複数台ご利用の法人様も同様です。

「値引きしてくれない店は不親切」というご意見もあるかと思いますが、当店としては最初から適正な価格でご提示し、修理後 3 ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を確実にお付けすることを優先しております。修理屋として、長くお付き合いいただくための姿勢でした。

他にも気になる質問がありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。LINE での相談窓口もご用意しておりますので、症状の写真を送っていただければ概算レンジをその場でお返事できるケースもございます。「これは見積もりの範囲?」というシンプルな確認だけでも構いません。

初めてのスマホ修理は誰にとっても勝手が分からないものです。判断に迷われたときは、抱え込まず一度ご一報いただければと思います。

よくある質問

見積もりだけお願いして、修理は別の機会にすることもできますか

はい、見積もり後の即日修理は必須ではございません。金額をご確認のうえ、ご都合のよいタイミングで改めてお持ち込みいただいて構いません。月に 5-6 件、見積もりだけのご来店もございます。

電話やメールで概算金額だけ知ることはできますか

お問い合わせフォームより機種名と症状の写真を送っていただければ、概算レンジをご返信できるケースが多くなっております。最終金額は現物を拝見してからの確定となりますので、ご了承ください。

見積もり時に必要なものはありますか

原則として本体のみで結構です。Apple ID やパスコードのご提供は不要です。配送修理の場合は、本体に加えて簡単な症状メモを同封いただけると診断がスムーズに進みます。

見積もり後、修理を保留にしている間も無料ですか

はい、お見積もりまでの段階に費用は発生しません。ただし、お預かりして部品を発注した状態でのキャンセルは所定の手数料が発生する場合がございますので、ご了承ください。

予算に合わない場合、修理範囲を相談できますか

症状によっては優先度の高い箇所のみの対応をご提案できることがあります。たとえば画面割れと充電口不良が同時に発生している場合、まずは画面のみの修理にとどめるという選択も可能でした。