修理前にバックアップは本当に必須なのでしょうか?
結論から申し上げますと、画面割れ修理であっても事前バックアップをおすすめしております。当店では iPhone 8 Plus の画面交換について、ほとんどの場合データを保持したまま対応していますが、長年お使いの端末ほどタッチパネルや基板側に経年劣化が併発しているケースがあり、分解の途中で別の不具合が見つかることもあるためです。

先日も、画面割れだけのご依頼でお預かりした iPhone 8 Plus が、実はバッテリー膨張で内部基板を圧迫していた、という事例がありました。こうしたとき、事前にバックアップが取れていれば、最悪の場合でも写真や LINE のトーク履歴を別端末に復元できます。
当店実績では、修理前バックアップを取られているお客さまほど、預けてから受け取るまでの安心感が違うように感じています。同じ症状の他事例もあわせてご覧いただくと、どのような流れで進むのかイメージしやすくなります。
iCloud と iTunes(Finder)、どちらでバックアップを取るべきでしょう?
これはよくいただくご質問です。当店としては、可能であれば両方を併用していただく形を経験上おすすめしています。iCloud は Wi-Fi さえあれば手軽で、PC をお持ちでない方にも向いています。一方、PC または Mac をお持ちなら、iTunes(macOS Catalina 以降は Finder)経由のローカルバックアップも併せて取っておくと安心感が増します。
ただし、画面が割れて操作できない場合、iCloud バックアップの起動自体が難しいこともあります。タッチが部分的に効くなら、設定アプリから手動でバックアップを開始してみてください。タッチが全く効かない場合は、PC 側に接続して「このコンピュータを信頼」をタップする操作だけでも、iTunes 経由のバックアップに進める可能性があります。
2019 年から大阪・松屋町で iPhone を見ておりますが、月に 3〜4 件ほど「タッチが効かないのでバックアップが取れない」とご来店されるお客さまがいらっしゃいます。そうしたケースでは、画面交換が完了してからバックアップ作業へ進む順序になります。
修理スタッフにパスコードをお伝えしても大丈夫でしょうか?
パスコードについては、原則お伝えいただく形でお願いしております。なぜなら、画面交換後に True Tone(自動色温度調整)の動作確認、Face ID/Touch ID の動作確認、フロントカメラのテストなどを行うためには、ロック解除された状態で iOS の各機能を起動する必要があるからです。
ご不安な場合は、修理直前にパスコードを臨時のもの(例: 0000 や 1111)に変更していただき、お引取り後にご自身で元に戻していただく方法もございます。お預かり中に勝手にメールや写真を見られるのではないかとご心配される方もいらっしゃいますが、当店では作業以外の操作は行わない運用にしております。
大阪・松屋町の住吉 6-26 にあります実店舗にお越しいただければ、作業台の様子もカウンター越しにご覧いただけます。来店修理が難しい場合は配送修理(郵送依頼)も承っており、その際もパスコードは別便またはメッセージでお伝えいただく方法でご対応しています。
Apple ID のサインアウトはしておくべきですか?
画面交換のみであれば、Apple ID をサインアウトしていただく必要は通常ございません。サインアウトしてしまうと「探す」も同時に解除され、再ログインの際に二段階認証コードの受信ができないなど、かえって手間が増えてしまうことがあるためです。
ただし、譲渡前提の修理(例: 修理後にメルカリ等で売却予定)であれば話が別で、その場合は受け取り後にサインアウトと初期化をされる流れになります。当店ではどちらのケースでもご相談を承っておりますので、事前に「修理後の用途」をお伝えいただけるとスムーズな案内ができます。
「探す(Find My)」機能はオフにしたほうがいいのでしょうか?
iPhone 8 Plus の画面割れ修理においては、基本的に「探す」をオフにする必要はないというのが当店の見解です。Apple の正規修理フローでは「探す」をオフにするよう案内されることもありますが、当店のような第三者修理店では、画面交換だけであればオンのままでも作業を進められる場合がほとんどです。
とはいえ、ロジックボード(基板)交換を伴う重度の修理になると、「探す」がオンのままだと新しい基板側でのアクティベーションに支障が出るケースもあります。お見積もり時に診断結果を共有のうえ、必要であればその場でオフにしていただく流れでご案内しております。修理料金の目安と合わせて、診断後に判断いただく形が分かりやすいかと思います。
修理完了までデータ消去のリスクはどの程度なのでしょう?
正直に申し上げますと、ゼロではありません。経験上、iPhone 8 Plus の画面交換でデータが消えるリスクは非常に低いものの、以下のような場合にデータ消失の可能性が出てまいります。
ひとつは、画面側のフレキシブルケーブルだけでなく内部基板にもダメージが及んでいた場合。落下時に画面が割れると同時に基板側のはんだクラックが発生していたり、水濡れによる腐食が進行していたりすると、画面を交換しただけでは起動しない、という状況になります。もうひとつは、長期間バッテリーを満充電・過放電のまま放置されていた場合で、こちらも電源回りの基板修理が必要になる流れです。
こうした重度故障の前段階として、当店では分解前のお見積もりは無料で行っております。診断結果をお伝えしたうえでキャンセルされる方もいらっしゃいますので、まずは 修理ブログ一覧 や iPad画面割れ修理の流れ をご参照のうえ、お問い合わせフォームよりご相談ください。
緊急連絡先や医療 ID の設定はいつ見直すべきでしょうか?
意外と見落とされがちなのが、ロック画面から呼び出せる「緊急 SOS」の連絡先や医療 ID の設定です。修理に出す前に、誤発信を防ぐ観点からひととおり確認しておくことをおすすめしています。具体的には、サイドボタンの長押しによる自動通報設定(オン/オフ)と、ヘルスケアアプリの医療 ID に登録された緊急連絡先の電話番号です。
修理スタッフが動作確認を行う際、誤って 110 や 119 へ繋がってしまわないよう、自動通報を一時的にオフにしておくか、設定 → 緊急 SOS → 「自動通報」のスライダーをご確認いただけると、より丁寧な確認作業に進めます。お引取り後は、必ず元の設定に戻しておいてくださいね。
大阪・松屋町の大阪・松屋町スマエキでは、2019 年から iPhone 8 Plus を含む各機種の画面割れ修理に対応してまいりました。営業時間は 10:00〜19:00、水曜定休です。来店修理だけでなく配送修理(郵送依頼)も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談くださいませ。お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。
よくある質問
iPhone 8 Plus の画面割れ修理、お預かり時間の目安はどれくらいでしょうか?
画面交換のみであれば 30〜60 分目安でお戻しできるケースが多くなっております。ただし、混雑状況・在庫状況・併発故障の有無により前後しますので、ご来店前にお問い合わせフォームよりご確認いただけますと幸いです。
タッチが効かない状態でもバックアップは取れますか?
PC または Mac に接続して「このコンピュータを信頼」がタップできれば、iTunes(Finder)経由でバックアップ可能です。タッチが完全に反応しない場合は、画面交換後にバックアップ作業へ進む順序になります。
Apple ID のパスワードを忘れていても修理できますか?
画面交換のみであれば対応可能なケースがほとんどですが、アクティベーション関連の作業が必要になった場合に再設定をお願いすることがあります。事前にパスワードリセットしておかれると、当日の流れがスムーズです。
保証はありますか?
交換した部品に対して 3 ヶ月の動作保証をお付けしております(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご確認ください)。
配送修理(郵送依頼)は受け付けていますか?
はい、来店が難しいお客さま向けに郵送でのご依頼も承っております。お問い合わせフォームよりご連絡いただければ、配送方法をご案内いたします。