先日、大阪・松屋町の当店に、iPhone 13 Proをお持ちのお客様が来店されました。「最近、充電ケーブルを挿すと警告が出る」と。お話を伺うと、2ヶ月前に洗面所で落としたとのこと。その時はすぐに拭いて使えていたので気にしていなかったそうです。

iPhone 13 Pro water-damage 修理事例

分解して確認すると、基板の隅にうっすらと腐食の跡。概ね乾いたと思っていた内部に、実は水が残っていたんです。このケース、珍しくありません。

iPhone内部の水はなぜ乾きにくいのか

iPhoneは筐体が密閉されています。耐水性があるモデルほど、一度中に入った水分が逃げ場を失います。空気の通り道が少なく、自然乾燥では内部の湿気が抜けにくい構造。特に基板とフレームの隙間、コネクタ周辺には水滴が残りやすい。

当店で分解すると、基板裏面に水滴が付着していることがよくあります。外からは全く見えない場所。水分が残ったまま電源を入れ続けると、ショートや腐食が進行します。実は今日も、半年ほど前の水没が見つかったケースがありました。

水没のサインを見逃さない

水没直後は動いていても、以下の症状が出始めたら要注意です。

症状原因
充電ケーブル差し込み時に警告コネクタ内の腐食
スピーカー音がこもるメッシュ部分の水分または腐食
Face IDが使えなくなるTrueDepthカメラ周辺の損傷
画面に縞模様やにじみ液晶内部への浸水

「水に濡らしていない」とおっしゃるお客様でも、ポケットに入れたまま雨に当たった、飲み物をこぼしたなど、思い当たる節があることが多いです。

修理の選択肢と注意点

水没修理は、分解・超音波洗浄・乾燥・再組み立てが基本工程。基板の腐食が軽度ならデータを保持したまま対応可能ですが、重度の場合は基板修理が必要になることも。事前のバックアップを強く推奨します。

料金は機種や症状によって異なります。当店では分解前のお見積もりは無料。お見積もり提示後のキャンセルも可能ですが、分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります。詳しい条件は修理保証規約をご参照ください。

水没修理は対応が遅れるほど症状が進行しやすい。大阪・松屋町の当店では、10:00〜19:00(水曜定休)でお受けしています。2020年からは配送修理にも対応。遠方の方は配送修理のご案内をご覧ください。

同じ症状でお困りの方へ

当店には水没修理のご依頼が月に10件以上。iPhoneに限らず、GalaxyやXperiaなど他機種でも対応しています。特にGalaxyの水没は内部構造が異なるため、別途相談が必要なケースがあります。Galaxy水没修理のご相談は専用ページをご用意しています。

「水没したかも」と思ったら、まずは電源を入れずにご相談ください。症状や修理事例を同じ症状の他事例でご紹介しています。

iPhoneの水没修理に関する関連する修理事例も併せてご確認ください。また、修理の前に気になる点があればよくある質問をまとめています。

まとめに代えて

iPhoneの水没は、気付かないうちに進行する怖さがあります。耐水性に過信せず、少しでも異変を感じたら早めの点検を。大阪・松屋町のスマエキ、創業2019年。来店修理・配送修理ともに承ります。お問い合わせはフォームよりご連絡ください。

よくある質問

iPhoneを水没させた後、動いているので大丈夫ですか?

動いているからといって安心はできません。内部に水分が残り、徐々に腐食が進行するケースがあります。早めの点検をおすすめします。

水没修理はデータが消えますか?

ほとんどの修理でデータは保持したまま対応可能です。ただし基板修理や水没の重度なケースでは事前バックアップが必要な場合があります。修理前にご説明します。

修理時間はどのくらいですか?

症状によりますが、軽度の水没清掃で1〜2時間程度。基板修理が必要な場合はお預かりとなることも。詳細はお問い合わせください。

料金はいくらですか?

機種や症状により異なります。分解前のお見積もりは無料ですので、まずはご連絡ください。お見積もり後のキャンセルも可能(分解診断後の手数料が発生する場合あり)。