先日、iPhone 11 Proをお使いのお客様が来店されました。朝の通勤時、手から滑らせてアスファルトに落下。画面の左上から斜めにひびが入り、気づけばタッチが効かない部分が広がっていたそうです。こうしたケースは当店でも月に4〜5件ほど。特に駅周辺での落下が多く、出勤前の方が焦って駆け込まれるパターンです。
iPhone 11 Proの液晶は、最外層の強化ガラス、その下にタッチセンサー(デジタイザー)、さらにその下に液晶パネルが積層された構造です。割れたのはガラスだけに見えても、衝撃がタッチセンサーに伝わり、断線や剥離が発生することがよくあります。このお客様の端末を診断すると、タッチセンサーの上部電極が損傷しており、画面の上半分が無反応に。表示は正常ですが、タッチ入力が受け付けられない状態でした。液晶アセンブリ全体を交換するのが確実な対処法です。
修理時間は約40分を目安に。
交換後はタッチも表示も新品同様に戻ります。データはそのまま保持されます。
画面修理の難しさは、単純な液晶交換と違い、タッチセンサーと液晶の一体性にあります。最近のiPhoneはディスプレイとタッチコントローラが密結合されており、純正に近い品質のモジュールを使わないと、タッチの遅延や誤動作、メッセージ受信時の「内容表示」機能が使えなくなるなどの不具合が起きます。当店では、品質確認済みのモジュールを使用し、修理保証規約に基づき3ヶ月の動作保証を付けています。落下や水濡れは対象外ですが、部品自体の初期不良にはしっかり対応します。また、修理後は技術基準適合確認を行い、お引渡ししています。
お客様からよくいただく質問が「割れたまま使っても大丈夫ですか?」というもの。実は、ガラス片が内部に入り込み、バッテリーや基板を傷つけるリスクがあります。特にiPhone 11 Proはディスプレイと筐体の密閉度が高く、割れたガラスが押し込まれると内部のフレキシブルケーブルを断線させることも。目安としては、ひびが入ったら早めの修理がベストです。当店では分解前のお見積もりは無料で、キャンセルも可能です(部品発注後は手数料が発生する場合があります)。
大阪・松屋町の店舗では、対面修理と配送修理の両方に対応。
他の修理メニューや修理ブログ一覧もご参照いただくと、症状の傾向がつかめるでしょう。配送をご希望の場合は配送修理のご案内をご確認ください。また、同機種の画面修理事例として関連する修理事例も掲載しています。
結局のところ、タッチ不良は放置すると二次故障のリスクが高まります。液晶とタッチセンサーの交換が基本ですが、衝撃が基板まで及んでいるケースもあります。その場合は別途診断が必要です。同じ症状で気になる方は、分解前の無料お見積もりからご相談を。

よくある質問
iPhone 11 Proの画面が割れてタッチが効かない場合、修理は可能ですか?
可能です。多くのケースで液晶アセンブリの交換によりタッチ操作が回復します。ただし、基板へのダメージが大きい場合は別途対応が必要です。
修理時間はどのくらいかかりますか?
機種や症状によりますが、画面交換で約30〜50分を目安にしています。在庫状況や混雑具合で前後することがあります。
データは消えますか?
通常の画面修理ではデータは保持されます。ただし、基板修理や水没などの重度故障の場合はバックアップを推奨しています。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)。詳細は保証規約ページをご確認ください。