「お風呂でiPhoneを使っていて、なぜか自撮りカメラの窓に水滴のような曇りが出てきた」というご相談を当店ではよくいただきます。iPhoneにはIPX耐水性能が記載されていますが、これはお風呂での使用は保証していません。しかし「防水だから大丈夫」という認識が広まっており、浴室での使用によるトラブルが絶えません。
お風呂でiPhoneを使うのが危険な理由
iPhoneの耐水性能テストは静止した真水の中での条件で行われており、温度・湿度が高いお風呂のような環境はテスト対象外です。浴室では湯気が絶えず発生しており、この微細な水分子がiPhoneの隙間から少しずつ侵入することがあります。
特にスピーカーが顔に当たる耳の部分にはごく細かい穴があり、そこから湯気が侵入しやすいです。そしてスピーカーのすぐ近くにインカメラがあるため、侵入した湯気が結露してインカメラの窓に曇りとして現れることがあります。
iPhone X以降はFaceIDへの影響に注意
iPhone X以降の機種でFaceID(顔認証)を搭載しているモデルは、FaceIDに使用しているカメラが顔に近い前面エリアに配置されています。湯気の侵入でこのカメラが故障すると、FaceIDが使えなくなってしまいます。
FaceIDが壊れた場合は、残念ながらサードパーティ修理店での修復は難しく、メーカーでの対応が必要になるケースがほとんどです。浴室での使用は最低限にとどめることを強くお勧めします。
お風呂から出てから不具合が出る「遅延水没」
怖いのは、お風呂で使っている最中は問題なくても後日不具合が出る「遅延水没」です。侵入した湿気が内部で液体になり、時間をかけて移動しながらコネクタや基板に接触してショートを起こすことがあります。「急に電源が入らなくなった」「突然リンゴループになった」という場合、実は数週間前のお風呂での使用が原因だったということがあります。
水没症状の修理について詳しくはiPhoneカメラ修理ページで事例をご確認ください。スマホ修理全般の情報はこちらから。
曇りが出た場合の対処法
カメラに曇りが出た時点で、iPhoneの電源をなるべく入れたままにせずに当店にお持ちください。通電が続くと内部の腐食が進む可能性があります。自分でドライヤーをあてたりシリカゲルに入れたりする前に、まずご相談いただくことをお勧めします。
よくある質問
Q: お風呂に落としていないのにカメラが曇ります。水没ですか?
A: 浴室の湯気でも内部に水分が入り込むことがあります。水の中に落としていなくても水没と同様の状態になることがあります。早めにお持ちください。
Q: カメラが曇っているだけで他は問題ありません。修理が必要ですか?
A: カメラの曇りは内部に水気がある証拠です。放置すると広がり、他のパーツにも影響が出る可能性があります。早めの対処をお勧めします。
Q: FaceIDが使えなくなりました。修理できますか?
A: FaceIDのカメラ修理は、サードパーティ店での対応が難しいケースがほとんどです。まずご相談いただき、適切な対応先をお伝えします。
Q: 修理にかかる費用は?
A: 症状・機種によって異なります。診断は無料ですのでまずお持ちください。
Q: 修理後の保証はありますか?
A: 修理内容に応じて3ヶ月の動作保証をお付けしています。
iPhoneのお風呂水没・カメラ曇りのご相談は大阪・松屋町のスマエキへ。06-7222-9216にお電話ください。営業時間は10:00〜19:00(水曜定休)。大阪・心斎橋からも便利な松屋町でお待ちしています。
よくある質問
お風呂でiPhoneを使ったら自撮りカメラに曇りが出ました。修理できますか?
水気が内部に侵入した可能性が高いです。カメラの曇りの程度と内部の状態を確認した上で修理方法をご提案します。まずはお持ちください。
使っていた時は問題なかったのに翌日から不具合が出ました。お風呂での使用が原因ですか?
侵入した湿気が時間をかけて移動し、後日不具合として現れる「遅延水没」のケースがあります。お風呂での使用に心当たりがある場合は水没として対応させていただきます。
iPhoneはIP耐水なのになぜ壊れるのですか?
IPX耐水性能は静止した真水での条件でテストされており、お風呂のような高温・高湿環境はテスト対象外です。また使用とともに耐水性能は劣化します。
修理にかかる時間は?
症状の程度によって異なります。軽度の水没修理であれば当日対応できることが多いですが、状態によってはお預かりすることもあります。
修理後の保証はありますか?
修理内容に応じて3ヶ月の動作保証をお付けしています。