先日、iPhone 13 Proを落下させたお客様がご来店。画面の左下から放射状にひびが入り、タッチの一部が効かない状態。よくあるケースですが、この症状の背景にはiPhoneの積層構造が関係しています。
実は、月に5〜6件はこのパターンです。特に通勤時間帯の事故が多い。
iPhoneのディスプレイは、表面の強化ガラス、タッチセンサー、液晶パネル(または有機EL)の3層構造。落下時の衝撃はガラスに亀裂を生じさせますが、内部の液晶まで損傷していない場合、タッチセンサーの断線のみで修理可能なケースがあります。このお客様の場合、表示は無事でフレームゆがみもなかったため、液晶アセンブリ交換のみで対応。修理時間は約40分、お引渡しとなりました。
交換部品は純正同等品を使用。保証は交換部品に対して3ヶ月間(落下・水濡れ等の使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページをご参照ください)。分解前のお見積もりは無料で、お見積もり後のキャンセルも可能です(ただし分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。
「もっと時間かかると思ってた」と驚かれることも多い。
画面割れ修理の判断基準として、まずタッチ感度を確認します。タッチが全面で効かない場合、基板のコネクタ損傷の可能性も。当店では専用治具で入力信号をテストし、液晶アセンブリ単体か基板修理かを切り分けます。後者の場合、データを保持したまま対応可能ですが、重度の場合は事前バックアップ推奨。料金は機種・症状によって異なりますので、お見積もりのお問い合わせよりご連絡ください。
修理後は技術基準適合確認のうえお引渡し。大阪・松屋町の店舗(営業時間10:00〜19:00、水曜定休)では来店修理のほか、郵送修理も承っております。配送修理をご希望の方は、他の修理メニューもご確認ください。
ちなみに、画面割れ修理で気をつけたいのがガラス片の内部侵入。放置するとバイブレーターやスピーカーを傷めることも。

画面割れの発生メカニズム
iPhoneの強化ガラスは、化学強化処理により表面硬度を高めています。しかし、側面からの衝撃には弱く、角を打つと破損しやすい。特にiPhone 12以降のフラットエッジデザインは、端部の応力集中が生じやすい構造です。落下高さが1m程度でも、アスファルト接触時にガラスが耐えきれず割れることがあります。
修理方法と部品選定
修理方法は大きく分けて、ガラスのみ交換(現状では難易度高)と液晶アセンブリ交換の2通り。当店では品質安定のため、アセンブリ交換を推奨。純正同等品は、色味やタッチ感度が安定しており、3ヶ月保証付き。
分解診断の重要性
分解時に気づくことも多い。例えば、内部の緩衝材がずれていたり、以前の修理で使われた粘着テープの残渣があるケース。こうした二次的問題を放置すると、後々のトラブル原因に。当店では分解後、清掃と点検を経験上行います。詳しくはよくある質問もご参照ください。
まとめにかえて
画面割れは、iPhoneの積層構造のどこにダメージが及ぶかで修理アプローチが変わります。タッチ効かない=全交換とは限らず、基板段階で復旧できる場合もあります。同じ症状で気になる方は、分解前のお見積もりからご相談を。他機種の事例も同じ症状の他事例で紹介しています。また、修理ブログ一覧もぜひご覧ください。
よくある質問
画面が割れたままでも使えますか?
使えますが、ガラス片で手を切るリスクや、湿気の侵入による内部故障のリスクが高まります。早めの修理をご検討ください。
修理時間はどのくらいですか?
機種・症状によりますが、アセンブリ交換の場合、在庫があれば約30分〜1時間で完了するケースが多いです。
データは消えますか?
画面割れ修理でデータが消えることはほとんどありません。ただし、基板修理や水没を伴う場合はバックアップ推奨です。
保証はありますか?
交換部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れ等の使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)。
郵送修理は可能ですか?
可能です。配送時に特商法表記ページへのリンクをご確認いただき、送付方法をお伝えします。