先日、当店に「画面が真っ暗になってタッチも効かない、もうダメだと思った iPhone XS を持ってきた」というお客様がいらっしゃいました。受付で症状を確認しているうちに、強制再起動を試したら復旧したケースです。「修理代がかからずよかった」と笑顔で帰られた事例として印象に残っています。
正直なところ、当店のお問い合わせの中でも「フリーズしている」という相談は少なくなく、その一定割合は強制再起動で解決します。本記事では iPhone XS / XS Max / XR の強制再起動方法と、修理が必要になるパターンを整理します。
iPhone XS / XS Max / XR の強制再起動の手順
- 本体左側のボリュームボタン(+)を 1 回押す
- 本体左側のボリュームボタン(−)を 1 回押す
- 本体右側のスリープ(電源)ボタンを長押し。Apple ロゴが出るまで離さない
画面でのスワイプ操作が一切要りません。タッチが効かない状態・画面真っ暗な状態でも実行可能です。Apple ロゴが表示されたら指を離して、起動完了まで待ちます。
機種別の強制再起動方法
iPhone のシリーズによって手順が異なります。混同されやすいので一覧で整理します。
- iPhone 6 / 6s 系:ホームボタン+スリープボタン長押し
- iPhone 7 / 7 Plus:ボリューム(−)+スリープボタン長押し
- iPhone 8 / 8 Plus:上記 XS と同じ手順(ボリューム + → − → スリープ長押し)
- iPhone X / XS / XS Max / XR / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16:上記と同じ手順
iPhone 8 以降、強制再起動の手順は統一されました。普段の電源オフ操作(スライドで電源オフ)と混同されている方が時々いらっしゃいますが、強制再起動は「ボタン操作のみ」で完結する別の手順です。
強制再起動で直るケース
当店の体感ですが、強制再起動で復旧するのは次のパターン。
- アプリの不具合で OS 全体が固まった
- iOS アップデート直後の一時的な動作不良
- 長時間使用後の発熱でタッチが反応しなくなった
- ストレージ不足によるシステム停止
これらは修理ではなく「再起動だけで戻る」状態。一度試してから来店判断していただくと、修理コストを節約できる可能性があります。
強制再起動でも直らないケース
逆に、強制再起動を何度試してもタッチが効かない・画面が真っ暗のまま、という場合は次の修理が必要になることがあります。/sumaho/show-1401.html
- 画面アセンブリの故障——タッチセンサーまたは表示パネルの不良。画面交換で復旧
- バッテリーの劣化——突然のシャットダウンが頻発。バッテリー交換
- 基板側の不具合——基板修理または専門業者へのご案内
- 水没後の遅発故障——内部腐食が進行中。早めの内部クリーニング
来店前にお電話を一本
もし強制再起動を試して復旧しなかった場合は、 まで一本電話をいただけると、症状から修理可能性をある程度お伝えできます。来店時間の目安・お持ちいただきたい状態のご案内も可能です。
/sumaho/show-144.html と合わせて、長く使った iPhone XS / XR のバッテリー診断も無料で行います。
所要時間と保証
松屋町スマエキへのご来店
よくあるご質問
強制再起動でデータは消えますか?
消えません。強制再起動は OS の再起動操作で、内部ストレージのデータには影響しません。安心して試していただけます。
強制再起動を何度も試しても大丈夫ですか?
1〜2 回試して復旧しないなら、それ以上は意味がありません。バッテリーへの負荷もあるため、ご来店または電話相談に切り替えてください。
強制再起動で復旧したら、修理は不要ですか?
一時的な不具合の可能性が高いです。ただし、頻繁に同じ症状が出る場合はバッテリー劣化や基板不具合の前兆ということもあります。バッテリー診断(無料)だけでもご来店をご検討ください。
iPhone XR と XS で手順は同じですか?
同じです。iPhone 8 以降のシリーズは強制再起動の手順が統一されています。
修理が必要だった場合の保証は?
修理後 3 ヶ月の動作保証付きです。期間内に交換パーツ起因の不具合が再発した場合、無償で再修理いたします。