「しばらく前から線が出ていたが、今日になってタッチが全く効かなくなった」というケースはiPhone XS Maxで特に多い相談です。衝撃が加わって時間が経ってから症状が悪化するというのは有機ELパネルの特性によるものです。今回はこのような状態からの修理フロー全工程をご説明します。
線が出てからタッチ不可になるまでのプロセス
iPhone XS Maxは有機ELディスプレイを採用しています。衝撃によりパネル内の損傷は段階的に進行します:
- 初期段階:フィルムに割れが生じる程度の衝撃でも、内部パネルへのダメージが蓄積される
- 線の出現:1〜3本の縦線や横線が表示される。タッチは通常通り動作
- 悪化期:タッチが効かない箇所が現れ始める。パスコード入力が困難になる
- 重症期:パスコード誤入力が繰り返されて「iPhoneは使用できません」表示になる可能性
タッチが効かなくなった時点では、緊急性の高い修理が必要です。
画面表示不良の詳しい解説はこちらもご参照ください。
修理フロー:全工程タイムライン
ステップ1:受付・診断(約8分)
タッチが効かない範囲・線の本数・パスコード入力の可否を確認します。パスコードが入力できない場合はFaceIDでの解除を試みます。iPhone XS MaxはFaceIDを搭載しているため、顔認証でロック解除が可能です。
ステップ2:見積もり(約3分)
有機ELパネルの交換費用をご案内します。フィルムはフレームに貼られていますが画面修理とは別工程です。
ステップ3:有機ELパネル交換(約35〜40分)
iPhone XS Maxの有機ELパネル交換工程:
- ペンタローブネジを外す
- 吸盤と開口ツールで慎重に画面を持ち上げる(XS Maxは大型で重い)
- バッテリーコネクタを外す
- 有機ELパネルのコネクタを外す
- フロントセンサーアレイ(FaceID含む)を新パネルに移植
- 新しい有機ELパネルを装着・接続
- 耐水シールを新品に交換
- 端末を閉じてネジを締める
XS MaxはXシリーズの中でも最大サイズのため、開口・作業にやや時間がかかります。
iPhone XS Maxの修理事例はこちらもご参照ください。
ステップ4:動作確認・引き渡し(約5〜8分)
線の消去・全面タッチ応答・FaceID・スピーカー・カメラを確認してお返しします。3ヶ月動作保証付きです。データは消えていません。
よくある質問
- Q. 落としてすぐには問題なかったのに後から症状が出た理由は?
- A. 有機ELパネルの内部損傷は徐々に広がることがあります。落下時は大丈夫でも数日後から症状が出始めるケースは多いです。
- Q. タッチが効かない状態でもFaceIDでロック解除できますか?
- A. はい。iPhone XS MaxはFaceIDを搭載しているため、タッチ不要で顔認証によるロック解除が可能です。
- Q. iPhone XS Maxの修理時間は?
- A. 来店から引き渡しまで55〜60分が目安です。
- Q. 修理後のデータは大丈夫ですか?
- A. 消えません。バックアップ不要です。
- Q. 保証はありますか?
- A. 3ヶ月の動作保証つきです。
ご来店・お問い合わせ
iPhone 画面割れ 修理のご相談は、大阪・松屋町の瑞興株式会社(スマエキ)へ。営業時間:10:00〜19:00(水曜定休)、電話:06-7222-9216。
よくある質問
iPhone XS Maxの画面に線が出てタッチが効かなくなりました。修理できますか?
はい。有機ELパネルの交換でタッチ機能・表示ともに回復します。
衝撃後すぐは大丈夫だったのになぜ後から症状が出るのですか?
有機ELパネルの損傷は徐々に広がります。落下後数時間〜数日で症状が現れることがあります。
FaceIDは修理後も使えますか?
はい。センサーを移植するため修理後もFaceIDは動作します。
修理の所要時間は?
来店から引き渡しまで55〜60分が目安です。
保証はありますか?
3ヶ月の動作保証つきです。