先日もお持ち込みいただいたiPhone 12 Pro、カメラがぐらぐら揺れるという症状でした。電源は普通に入るし、他の機能は問題ない。でもカメラアプリを開くと、映像が安定せず、まるで手で揺らしているような状態。この症状、実は光学式手ぶれ補正(OIS)のトラブルが疑われます。OISはレンズを磁力で浮かせて振動を打ち消す仕組みですが、強い衝撃や磁気で構造が狂うことがあるのです。当店ではこうした症例を月に3~5件ほど扱います。また、同機種の他症状の修理事例も参考になります。
ほとんどの場合、カメラユニット自体の交換で解決します。

原因として特に多いのが、バイクのハンドルマウントにiPhoneを取り付けてナビとして使用することです。エンジンの振動がOISに蓄積され、ジャイロセンサーのキャリブレーションがずれてしまいます。また、強力な磁石の近くに置いた場合も同様に影響を受けます。例えばスピーカーのマグネットや医療機器のMRI、あるいは職場の大型機械など。iPhone内部ではカメラ周辺のネジだけが磁石にくっつかないように設計されていますが、それでも磁力が強いとOISコイルが過電流を起こして故障します。これらの原因はお客様の使い方によって様々で、当店ではヒアリングを徹底しています。修理料金の目安も機種・症状によって異なりますので、まずはご相談ください。
分解してみると、カメラモジュールのOISユニットがわずかに傾いて固定されているケースが多い。これは内部の磁石とコイルのバランスが崩れた状態で、レンズが正しく浮上できないため揺れとして現れます。修理はカメラモジュールを新品に交換し、キャリブレーションを実施。作業時間は約60分程度です。お客様の使い方によっては、交換後も振動対策としてマウント方法の見直しをおすすめしています。
意外と多いのが、落下の衝撃。
iPhone 12 Proの発売から約3年、多くの端末がまだ現役ですが、バッテリーやカメラ周りの劣化が目立ち始める時期でもあります。当店では2019年から大阪・松屋町で修理を専門に行っており、来店修理と配送修理(郵送)の両方に対応しています。修理後は技術基準適合確認のうえお引渡し。交換した部品に対して3ヶ月の動作保証(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外、詳細は保証規約ページ)を付けています。同じ症状でお困りなら、修理事例ギャラリーもご覧ください。また、他の修理メニューもご確認いただけます。
なお、ご自身での分解や非正規部品での交換は、さらなる故障リスクが伴います。当店では分解前の無料見積もりから承っており、お見積もり提示後のキャンセルも可能です(分解診断・部品発注後は所定の手数料が発生する場合があります)。
大阪松屋町の店舗は10時~19時、水曜定休。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
まとめにかえて
iPhone 12 Proのカメラ揺れは、OISの機械的故障が主因です。振動や磁気が引き金となるケースが多く、カメラモジュール交換で確実に改善します。同じ症状で気になる方は分解前のお見積もりからご相談を。
よくある質問
iPhone 12 Proのカメラが揺れる原因は?
主に光学式手ぶれ補正(OIS)の故障です。バイクの振動や強い磁気の影響でOISユニットがずれることが多いです。
修理にはどのくらい時間がかかりますか?
カメラモジュール交換の場合、約60分程度で完了します。ただし、部品在庫や混雑状況により前後することがあります。
保証はありますか?
交換した部品に対して3ヶ月の動作保証が付きます(落下・水濡れなど使用上のトラブルは対象外)。
データは消えますか?
ほとんどの修理でデータを保持したまま対応可能です。ただし、基板修理や水没などの重度故障は事前バックアップを推奨します。